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イチジクの品種名について思うこと

俺
ども!Sayabo54です。

今回は、イチジク界の禁断のネタ「品種名」に迫ってみます。

日本で流通しているイチジク品種名って、ややこしくないですか?
初心者の私は、めちゃくちゃ混乱しました。😅
そこから見えてきた私見を書き足していこうかと思います。

品種名」と言っても実は、色々な意味合いを含むことがあります。

品種名の種類?

品種名種類って何のこと?
イチジク種類についた名前が品種名でしょ?!となりますよね?😅

生物学の分類からくる品種があれば、品種の種類として国際品種固有品種土着品種自生品種など、さらに海外にも同じような品種の種類があります。
品種種類があればそこには、品種名がつきます。
あだ名のような品種名も存在します。

品種名そのものに権利が、つく場合もあります。

育成者権のついた品種名

日本では、品種登録制度というものがあります。
育苗法(いくびょうほう)に基づいて新品種農林水産省へ登録すると知的財産として保護してくれる制度です。

品種登録制度とは、一定の要件を満たす植物の新品種を農林水産省に登録することで、育成した者に. 「育成者権」を付与し、知的財産として保護する制度です。引用 – 農林水産省 品種登録制度 育成者権より引用

2024年09月25日現在、この品種登録制度登録されている品種(学名:Ficus carica)は、以下の8件になります。

  • サマーレッド(2011年01月19日に育成者権消滅)
  • 姫蓬莱(2011年09月06日に育成者権消滅)
  • ヴィオレッタ(2022年05月03日に育成者権消滅)
  • とよみつひめ
  • キバル
  • 励広台1号
  • LMF01
  • 励広台2号

ここでは、育成者権の権利の内容については、ふれません。

商標権のついた品種名

商標登録は、商標法に基づいて商品名(品種名)特許庁へ登録すると商標使用権を独占的に取得する制度です。

商標制度とは、商品やサービスに付ける「マーク」や「ネーミング」を財産として守るのが「商標権」という知的財産権です。引用 – 特許庁 商標制度の概要より引用

2024年09月25日現在、この商標制度へ登録されている商標(いちじくに関する)は、35件になります。
商標の中には、お菓子のネーミングなど直接、植物のイチジク品種と関係しないものも含まれます。
イチジク品種名(ブランド、流通名)に関係するものは、「久留米くろみつ」「多伎いちじく」などあります。
品種名の表記で「~~~®」とされる記号が登録された商標です。
品種名の表記で「~~~™」とされる記号は、登録されてない商標です。
ここでは、商標権の権利の内容については、ふれません。

地理的表示(GI)保護制度の品種名

地理的表示(GI)保護制度は、知的財産保護するための産品名称(地理的表示)およびGIマークのついた品種名を登録する制度です。

地理的表示法(特定農林水産物等の名称の保護に関する法律)とは、特定の産地の農林水産物や食品などの名称(地理的表示)を保護する法律です。引用 – 農林水産省 地理的表示法とはより引用

2024年09月25日現在、この地理的表示(GI)保護制度へ登録されている名称(いちじくに関する)は、「大竹いちじく」になります。
登録簿を確認したところ「ブルンスウィック」「ホワイトゼノア」の品種を地理的表示として「大竹いちじく」と表示しているようです。

秋田県にかほ市生産されている「ブルンスウィック」を地理的表示で「大竹いちじく」という名称で表示登録してます。
とのことなのですが、地理的表示は、「にかほ」でなく「大竹」ですよね?この地域の旧名が「秋田県旧金浦町大竹地区」とのことです。

ファッ!?😲😥🤣

品種登録制度は、新種を対象としている
商標制度と地理的表示(GI)保護制度は、既存の品種を対象としていますが知的財産保護の意味がよくわかりません

和名

イチジク(無花果)品種名漢字カタカナひらがな数値記号で表記されているものがあります。

日本で流通している無花果の品種に「桝井ドーフィン(ドーフィン)」「蓬莱柿」「ザ・キング(キング)」「ホワイトゼノア」「とよみつひめ」「久留米くろみつ」などあります。

日本人としては、呼びやすい覚えやすいことから頻繁に使用される品種名です。

本来、同じ品種であっても別名であったり、ブランド名などで呼ばれる場合もあります。

流通名

流通名には、和名と同じ意味合いの品種名もあれば、英語表記略語をそのままに品種名流通名として使用される場合があります。例えば、「BM」「BNR」「LSU ~」などです。品種名の後ろに「#1」や「KK」など数値や記号、略称が表記される場合もあります。英語表記であっても別名が存在する場合があります。例えば、「Dauphine = DFIC #84」など

学名

生物学での種名(学名)は、属名 + 種小名で表記されます。

植物学におけるイチジク属品種には、Ficus caricaFicus pumilaFicus erectaFicus elastica、などなど
約850種ほど存在するそうです。

学名無花果種名で表すとどれも「Ficus carica」です。

例えば、和名の「桝井ドーフィン」を生物学の学名栽培品種(園芸品種)として表すと「Ficus carica `Masui Dauphine`」となります。

品種名には、色々な意味が含まれていることがわかります。

品種名の問題

品種名の表記の問題

日本語での特有の問題があります。

和名の「サマーレッド」は、英語表記にすれば「Summer Red
学名栽培品種名だと「Ficus carica `Summer Red`
品種登録の権利が有効な時には、ひらがな表記で「さまーれっど」も存在したかもしれません。
無理やり漢字表記にすれば「赤夏」でしょうか?

国内で流通している時には、カタカナ表記で「サマーレッド」で通じますが英語圏の人からは、読めません。
少々、強引ですが英語で表記する場合は、「Summer Red」となり学術的な場面では、「Ficus carica `Summer Red`」となります。

どれもまったく同じ品種を指しているにも関わらず状況に応じて表記が変わります。

これだけでなく英語表記誤訳間違った発音をそのまま日本語にして流通している品種名などもあります。
海外からの品種には、英語表記だけでなくフランス語中国語ポルトガル語などなど
場合によっては、そもそもの綴り誤りがあるような場合も見かけます。

そのままの表記の場合もあれば発音をカタカナに置き換えて流通している品種名などさまざまです。
これを和名に置き換えてカタカナひらがな表記する時に誤った発音(ローマ字読み)のまま記載されていたり、極端に省略されたりと混乱を招いています。

同じ品種のはずが、出生のストーリー分岐や別のストーリーが加わって皆さん大好きな「Black Madeira」など
さらに地域名ブランド名が混在します。
どれだけの呼び名流通しているのか不明です。

例えば簡略しますがポルトガル黒イチジクアメリカへ渡ってこれを「Black Madeira」と呼びましょう!となりました。
では、ポルトガルにある黒イチジク品種名は?「Black Madeira」じゃ間違いですか?

それらが国内世界混在して流通しています。

品種名の表記の問題の改善

これは、自身要注意で気を付けなければならないところですが

間違いを減らす、なるべく詳細(略さず)表記する努力必要と思います。

海外からの輸入品種であれば、そのまま原文(英語など)品種名表記するのがよいかと思います。
それでも品種名転記する時にスペルを間違えるなど気をつけましょう
それでも元の表記間違ってるケースもあるので避けようのないこともありますけどね😅

人間がやることなので間違いは、起こります。(私は、よく間違えます。🙇)

公的な品種名の表記でなく流通名であるならば、ある程度、誤表示が含まれているものだとの認識と許容必要かと思います。

誤表記が個々の努力で減らしていければ改善につながると信じています。

品種名から同定する問題

同定」とは、一般的にある対象が何であるかを明確特定することです。
予め「同定」そのものが問題と言ってる訳ではありません。
同定」する状況によって問題起こりえるということです。

ここからは、私の独自解釈が含まれます。ご了承願います。🤣

日本人は、「品質」にこだわります。悪い意味では、ありません。
繊細緻密なところまで追求し極めようとする気質があると思います。

品種同定するのが日常的というか当たり前のことのようにされています。

真贋(本物とにせ物)見分ける行為がされています。

同定問題と思われるケース

、Aさんが、SNSへ自分の所持しているイチジクの画像を品種名つきで投稿したとします。
投稿内容は、「実が生りました。これから肥料は、必要ですか?」とします。
これを見たBさんが品種の同定をはじめます。
「実の形が違うのでこれは、~という品種では、ありません」など
このような投稿に対する反応は、よく見かけるケースだと思います。

Aさんの報告質問の内容の趣旨に対して突然、同定をはじめる返しをする。

Bさんは、正義感から同定する行為をおこなったと思われますが、
これは、行き過ぎた正義感であって俗にいう「自粛警察」の行為そのものだと思います。
場合によっては、Aさんに対する私怨などの「アンチ」行為かもしれません。

Aさん自身も気分のよいものでなく
これを見た第3者気分を害する行為だと思います。

逆にAさんが投稿で品種同定依頼する趣旨であれば、それに対して考察を返すのは、マナー違反とならないと思います。
また、自身だけで品種に対して考察や同定するのは、学びを深める意味で良いことだと思います。

相手のことや状況をよく考えて考察しましょう。

品種名から同定する問題の改善

理想としては、専門機関による公開されたデータベースにて品種の形質や形態、生態などがわかりやすく登録されていて広く認知されていれば各々でもある程度の確認は、可能となり問題を未然に防ぐことで役立つと考えられます。
現状では、イチジクに関して世界統一的なデータベースは、ほど遠い状況だと思います。

イチジク品種品種名に関して解説しているデータベース的な発信元も数多く存在してますが、情報元をそのまま転載していたり意図がなくても思想や人の曖昧なレビューに偏った内容であったり中には、調査不足的な誤りのある情報も多く見かけます。
これをまた誰かがそのまま鵜呑みにして情報を使ってしまう悪循環があります。

自身で品種を解説する時には、慎重に調査して発信するような心がけが必要です。
これに対して情報を受ける側も間違いが含まれているかもしれないこと念頭にいれて情報を扱いましょう。

次も理想となりますが、遺伝子マーカーという方法でDNA確認が手軽に安価で素早くできるようになれば同定の精度も格段にあがりますが、それにも比較対象となるデータが必要となることからこの基準を集めるだけでも大変な作業となることが予想されます。そう遠くない未来で手軽に照会できるような環境ができるいいですね😊

というところで、そもそもイチジクをはじめ生物同定するのにパッと見で判断するのは、間違い問題のもとであり、安直にすべきでは、ないと思います。

これは、~~かな?」くらいに留めておくのが平和的だと思います。

流通での問題

詐欺は、意図的人を騙して損害を与える犯罪行為です。
これは、明らかに許されない行為であり処罰される対象です。

悪質クレーマー」「悪徳業者問題フリマアプリオークションなどの「悪質ユーザー」も問題です。
マーケットでのルール守らないで行われる商取引は、ルール違反であり、排除されるべき対象となります。

難しいのがマナー反する商取引の問題ルールが明確でないグレー状況での判断必要な商取引の問題です。

購入者優位から優越的地位濫用優良誤認など、取引の場面によって様々な問題が付いて回ります。

イチジクは、果実販売が主ですが、問題が起こりやすいのは、穂木苗木取引となります。
特に問題が現るのが希少品種の取引や高額品種の取引です。
以下、問題の一部となります。

よくある商流にしてみます。
BさんがSさんより仕入れた穂木をCさんへ売るケースなどで、どこかで品種同定間違っている場合、問題発生します。
1.Sさんが品種を間違えてBさんへ販売しこれをBさんがCさんへ確認なしに販売しているケース
2.Bさんが仕入れの段階で間違えて確認なしにCさんへ販売しているケース
3.Cさんが購入して間違えているケース

Bさんが販売時もしくは、入手時に品種同定できていれば問題は、発生しにくいと思われます。

イチジク品種同定するのは、困難であり曖昧さがあります。

よく聞く品種同定の話では、葉形特徴確認する。結実(実)特徴確認する。などです。
葉形も幼葉のころの特徴と成長したころの特徴で違う場合もあります。
ある程度の成長した状態の葉形を確認するのは、確認しないよりマシです。
結実の確認は、実をつける時期や形状、色彩、風味などあります。
これも初回結実だけでは、正確特徴が表れないこともあります。

生物絶対は、ありません特徴異なって現れることもありえます。
なので、あくまでも品種名同定を行うのでなく「確認」をする程度と考える。

確認をした結果、疑問があれば質問する。それでも疑問が残れば手を出さないのが無難であり、自己責任だと思います。

流通問題は、これだけではありません。

これは、ブランド名にも及ぶのですが、流通途中品種名変えてしまう行為です。

例えば、「ザ・キング」で入手したものを省略して「キング」として手放す。
白イチジク」として入手したものを「ホワイトゼノア」として手放す。
蓬莱柿」として入手したものをご当地の名前に変えて「~いちじく」として手放す。

他の例で、個人勝手特徴をとらえて品種名を変えたり、名無しだったものに品種名をつけてしまう行為も同じです。見方によっては、ご法度です。

これらは、元の品種名変えて流通した後に元の品種に新たな特徴などが発見され、別種と判断された場合に元に戻せない状況を生み出します。

可能性として問題が起こりえるので個人的には、流通でブランド名や地域名も好ましく思えません。
可能な限り、「地域名 産 ~~~」が明確だと思います。

また、冒頭にもあげましたが「悪質クレーマー」「悪質ユーザー」といった双方の負担も増えています。
この問題もつきまとうので予め必要な対策としては、詳細正しい商材情報掲載および確認する。
必要注意事項掲載確認する。返品返金条件取引配送などの条件明確記載する。または、確認する必要があります。
めんどうでは、ありますが注意を払わないと問題を引き起こすこととなります。

流通での問題は、他にも色々な問題ケースが存在するので割愛します。

流通での問題の改善

身も蓋もありませんが、現状、簡単に流通での問題改善は、困難です。
問題は、常に含んでいると各自が認識して、ルールを遵守しマナーや思いやりのある取引を心がけるしかありません。

少なくとも自身加害者側とならないよう心がけましょう。

それでも問題が起これば誠心誠意に対応するしかありません。

行き過ぎた行為詐欺行為犯罪行為に巻き込まれたらすぐに公的機関相談しましょう。

イチジク品種名に関していえば、先日たまたま、ポルトガル、アメリカ、フランス、日本の「Dauphine」を写真で見比べることがありました。
個人的感想ですが、ポルトガルとアメリカは、似ていてフランスと日本の「Dauphine」が似ているのですがポルトガルと日本では、微妙に似ていない気がしています。

日本で100年近くたつ「Dauphine」でさえ、このような違いが生じます
このような事例を知らずに販売者購入者認識が間違っていなくても元が異なれば真贋を求めトラブルへ発展する可能性があります。

なので双方が故意でなくともイチジク品種名をめぐるトラブルは、つきものだとの認識が必要となります。

一縷の望み(いちるののぞみ)

先ほどは、品種名問題改善困難としましたが、ここでもし一つの希望があるとすれば
それは、一部で使用されている品種名冒頭(末尾の場合も)へ「UNK」「Unknown」をつける習慣です。

UNK」「Unknown」は、よくわからない不明などの意味ですね
関西人語尾につける「しらんけど」と同じニュアンスだと思います。🤣
UNK Dauphine」とは、「正しい名称はわからないが、Dauphineと呼ぶ」という意味になります。

それとトマト界隈では、もっと意味合い強く「Not」を品種名冒頭へつける習慣もあるそうです。
トマトなどは、品種が確立されていることから由来していると考えられます。
これは、完全に否定をつけることで品種としての特徴確認できない時などにつけるようです。
Not Dauphine」とは、「特徴が確認できないが、Dauphineと呼ぶ」という意味になります。

別名に関して「Aka 〜」という使い方があります。
“Aka” is an abbreviation for “also known as”
という意味で別名を指しています。

それぞれ混乱防ぐのに役立つと考えられます。

もしこの習慣イチジク界隈浸透すれば、トラブルもだいぶ減ると思いませんか?

お手元のイチジク品種名なんとなく怪しい時や入手元の流通経路がよくわからないなど
せめて確認がとれるまでの間は、「UNK ~」と呼ぶなどの表記があれば
見る人や購入する人も理解しやすいと思われます。

この歴史あるイチジク世界トラブル減らし皆さんが楽しめるよう
この習慣広まるいいですね😊

それでは、マタ👋

実生イチジク(乾燥イチジクの種から発芽)を試してみる

俺
ども!Sayabo54です。

無花果/イチジク(Ficus carica)の「Smyrna(スミルナ)」タイプについて調べていたところ海外のとある記事に「乾燥イチジクから実生ができます」と記述があったので、真相を確かめるべく早速、試してみることにしました。😊

ちなみに私は、乾燥イチジクの甘味と種のプチプチ感が大好きです。😍

準備するもの

  • 乾燥イチジク
  • コップ(イチジクを水に浸す容器)
  • 透明プラスティック・カップ(約420ml 14オンス)
  • 透明プラスティック・カップに合うフタ(穴あきタイプ)
  • ココピート・ココファイバー(細かいタイプ)
  • パーライト(黒曜石)

Dried Smyrna Figs
乾燥イチジク」は、「オーケーストア」で市販されていたトルコのイズミル産(Izmir, Turkey)有機イチジク(スミルナ)を使用しました。品種は、「Sari Lop(サリロップ)」と思われますが、不明です。

無添加天日干しされた乾燥イチジクを選びましょう!

コップ」は、乾燥イチジクを水で戻せるサイズのもの「」は、軟水を使用しました。

」を発芽させるための用土は、「種まき用の土」でも十分かと思います。私は、ココピートパーライトを使用しました。

イチジクの種子を抽出する

乾燥イチジクを水で戻す

先ほどの店頭で販売されていた乾燥イチジクを取り出してコップに入れます。

実が全て浸かるくらい水を張ります。

一晩、このまま漬けておきます。初日は、これだけ。

ふやけたイチジク

一晩明けて、ふやけたイチジク

イチジクをフォークなどで解して中身の種子を取り出します。

上澄みを除いたイチジク

浮いた種子や解した果肉を流して除きます。

浮いている種子は、発芽しないので使用しません。

底に沈んでいる種子を使います。

洗浄した種子

上澄みを除いて再度、水を注いで濯ぐを3~5回くらい繰り返して底に溜まった種子だけを残します。

播種(種まき)します

種まき用に透明プラスティック・カップ(約420ml 14オンス)くらいの容器を使用しました。

種まき用の用土は、市販されている種まき専用の用土で問題ありません。

私は、「ココピート(細粒)」と「パーライト」を1:1で混ぜたものを使用しました。

プラカップに用土

用土は、種をまく前に予め湿らせてください。

種まき用土

用土は、容器の底に水が溜まらないくらいに、まんべんなく湿る程度に保水させます。

播種(種まき)する

先ほど種子(写真の黄色ぽい粒)をなるべく全体に広がるように用土の表面へ爪楊枝などを使いながら播種(種まき)します。

種子には、「好光性種子」や「嫌光性種子」と言って発芽に光を必要とする種子としない種子があります。

イチジクの種子は、「好光性種子」とのことなので蒔いた種子へ上から土を被せません

霧吹きなどで種子や用土の表面を湿らせます。

フタをして保湿する

フタをして保湿の状態にします。

発芽までの管理

発芽までは、直射日光を避けて、明るい日影やレースカーテンごしの場所で管理しましょう

1日、12時間くらいの照射で約20℃前後の気温環境で管理しましょう。

イチジクは、乾燥に弱いのでフタをしたカップの中が常に湿っている状態を保ちましょう

暑すぎると種子が蒸れてしまうので注意が必要です。

カビが発生する場合は、フタを外して乾燥しないように管理してください。

発芽については、後日に報告させていただきます。

Smyrna(スミルナ)について

冒頭でイチジク(Ficus carica)の「Smyrna(スミルナ)」について調べていたとありますが、トルコ産の乾燥イチジクは、ほぼ「Smyrna(スミルナ)」になります。「Smyrna(スミルナ)」は、「Caducous(カデューカス)」という遺伝形質(発育するには受粉が必要なイチジク)になるそうです。

イチジクの「Kadota」などは、「Common(コモン)」タイプといって「単為結果性」なので受粉しなくても果実が発育するとされています。

Smyrna(スミルナ)」タイプのイチジクは、「単為結果性」では、ないそうです。通常、受粉しないと果実が発育しないとされています。

イチジクの受粉には、「イチジクコバチ」の共生による受粉の助けが必要とされていて自然(風に運ばれて)には、受粉しないのが通常です。

ここ日本には、「イチジクコバチ」が存在しないとされていて受精しないのが通常です。なのでトルコ産の乾燥イチジクから実生して成長しても果実を得ることは、困難となります。

えっ?!先に言えよ!」となりますよね?🤣イチジクの果実が食べれなければ「価値がない」「だまされた」「偽物のイチジク」など言われることがありますが、トルコ産の乾燥イチジク(Smyrna)は、食べれますし、もちろん偽物でもありません。

それでは、日本で「Smyrna(スミルナ)」タイプのイチジクを結果させて食べるには…次回、お楽しみに!

それでは、マタ😊🙌

事後報告

あれから発芽の兆候が無かったので6月の中旬頃に他の有機乾燥イチジク(トルコ産)も蒔いてみたんですね

本日、2024年07月13日(土)諦めかけていたんですが😅ふと発芽管理のカップの中を覗いてみると…

Smyrna seed germination

えっ!?えっ!?えっ!?

もっ!もしかして

えっ!?一つだけ発芽?フタは、閉めてたから他の雑草の可能性は、低いと思うケド

始めてのイチジク実生なので確信が持てません。🤣

smyrna seed germination

どなた様か判定していただけますか?😅

しばらく様子をみてみます。雑草だったらゴメンナサイ🙏🙌

先ほど、イチジクの神のような方へ確認していただきました。どうも雑草のようです。お騒がせしました。ゴメンナサイ🙇

「よく見ると写真の下に発芽しているものがある」とご指摘をいただきました。

また、経過を報告させていただきます。

イチジクの穂木を挿し木して発根させてみる

俺
どもSayabo54です。

いつもの如く前置きが長くなるので「挿し木」から読みたい方は、目次から目的まで飛ばしてください。

イチジクとの出会い

私が小学生の頃、友達の家のベランダでは、イチジクを鉢植えしていて、実が生るとご馳走してくれた思い出があり、当時は、憧れといいますか、羨ましかったと記憶してます。

10年以上前に自分でイチジク(桝井ドーフィン?)を地植えしていた時は、イチジク栽培に関する情報も少なくて、なんとなく「水が好きな植物だな」と思いつつ苗木を日当たりの良い水場の側に植えていたらワラワラと実が生っていました。当時、虫の対策をしなかったのでイチジクの実は、蟻(アリ)の巣窟となって食べること断念してました。🤣

そんなイチジクを最近、再認識してその魅力に沼っております。😅

まだイチジクの魅力にハマってない方のために簡単に紹介したいと思います。

イチジクの概略

日本で食用の「イチジク」を海外では、「Fig」と呼んでいて学名を「Ficus carica」といいます。

イチジクは、エジプトピラミッド壁画旧約聖書にも登場するくらい古い歴史があるそうです。地中海地域の方から日本へ渡ってきて「無花果(イチジク)」と呼ばれるようになりました。花も咲かないのに実をつけるように見えることから「無花果」という字があてられたのですが、実は、果実に見える部分がもしくは、花嚢(かのう)でして中身の粒々の一つ一つが果実となります。「雌雄異株」と言いまして原則雄の木雌の木と別れています。日本流通している多くは、雌の木果実となります。

イチジクは、イチジク属でも世界で何百とあり、さらに「Ficus carica」だけでも知られている品種が何百とあります。まだまだ名も無き品種がどこかの川沿いや山奥、畑の隅に存在していることでしょう

近所の土地のイチジクが実は、新品種なんてこともあり得ると思います。

イチジクいらすと

私が思うイチジクの魅力

まずは、一般に「自分で育てて食べられる果実」である。室内でも栽培は、可能です。小学生の頃からの思い出もあり色々なイチジクの品種を育てて食べ比べをしたい思いがあります。

食べて美味しい魅力もありますが、全体に白斑が入った見て美しいイチジクの品種などもあります。

イチジクは、あの「Hermès(エルメス)」の香水にも使われているようにとても良い香りがします。😊

成長が早いので育てるのも楽しいですし、とても丈夫な植物です。

多くの品種があるのでコレクション性が高いことも魅力です。

ここまででも十分、魅力的なイチジクですが、さらにその生態も変わっていて面白さがあります。

Ficus carica」は、4つのタイプに分けられます。先の概略でもふれましたが「雌雄異株」であることが関連します。
食用」で流通しているのは、「Common(コモン)」「Smyrna(スミルナ)」「San Pedro(サンペドロ)」で現状は、雌株しかありません。国内で多く流通し栽培されているのは、「Common(コモン)」タイプです。

残る「Caprifig(カプリ)」タイプは、雌株雄株が存在します。食用に適さないとされていますが、中には、美味しく食べれるカプリタイプの品種があります。

雌雄異株」と説明してきましたが、稀に「雌雄同株」も存在するらしいです。

今回「Smyrna(スミルナ)」、「San Pedro(サンペドロ)」の説明は、省きます。

私は、「マイノリティ派」なので🤣「Smyrna(スミルナ)」「San Pedro(サンペドロ)」特に「Caprifig(カプリ)」に強く興味が惹かれます。

持論ですが、Caprifig(カプリ)」こそ国内のイチジク界を盛り上げることができるとさえ思っています。
蜂
自然界でのイチジク受粉は、イチジクコバチによって行われますが「日本には、存在しない」と言われることがあります。
イチジクコバチは、「寒さに弱いから日本にいない」とも説明されている場合がありますが、気候だけであれば日本でも生存可能なハズです。

実際のところ日本でも「イチジクコバチ」は、生存しています。

某研究資料では、冬の間や寒い気候でイチジクコバチは、「休眠」するとあります。
また、ハンガリーPécsという地域でイチジクコバチが定着しているとの情報があります。※USDA Zone 7b 北海道の南西部くらいの気候

イチジクコバチイチジクは、1種対1種の共生関係とされていますが、これだけ多種多様な品種のイチジクが存在していて1種対1種であり続けることの方が「不自然」と感じます。

私は、「Ficus carica」について「Persistent Caprifig(カプリ)」の質量生育する環境影響しているとする考えに賛同します。

イチジクに関しては、イレギュラーなことも存在するのでややこしいのですが、そこも夢があり魅力を感じます。

ザックリした内容で伝わりにくいと思いますが深掘りの内容は、別の機会で記事にします。

あえてイチジクの難点をあげるとすると果実が傷みやすいので店頭に並ぶことが少ないという点でしょうか?それも希少性と考えれば良い点になるかもしれません。

それでは、本題に入りましょう!😋

イチジクの挿し木

イチジクの「挿し木(穂木を用土へ挿して発根させる)」方法について多くの情報では、赤玉土などの用土を入れてそこに穂木を挿して水やりを管理するやり方では、ないでしょうか?

私も以前の記事「イチジクの挿し木に適したLEDライトによる育て方とは?」にあるように最近までは、鉢に挿し木する方法をとっていました。

間違いでは、ないです。鉢に挿し木する方法でも発根は、します。が、やや難点として湿度や水分の管理に気を使います

おそらく農家さんや園芸家の方など数量を扱う場合は、コスト時間の兼ね合いから従来の方法が向いているのだと思われます。

今回、紹介したいのは、私がリスペクトしている米国のデイビットさんの室内で挿し木する「Cup Method(プラカップ挿し木の方法)」を少々、改変した内容になります。

Cup Method の準備

Cup Method(プラカップ挿し木の方法)の前準備となります。

【必要な材料と道具】

  • 透明プラスティック・カップ(約420ml 14オンス)
  • 透明プラスティック・カップに合うフタ(穴あきタイプ)
  • ブロックシリコ「ミリオンA」
  • ココピート・ココファイバー(細かいタイプ)
  • パーライト(黒曜石)
  • 「New メデール(Buddy Tape)」
  • 剪定バサミ・ハサミ
  • カルスメイト
  • タグ
  • 鉛筆
  • あればUV防水保護シールなど

※記事の最後へ商品のリンクを貼っておきます。よろしければご利用ください。

【カップのサイズの目安】

透明プラスチック・カップとフタ
写真は、540mlの18オンス

穂木の長さが 10cm 前後であれば 400ml 12オンスのサイズ
穂木の長さが 20cm 前後であれば 420ml 14オンスのサイズ
穂木の長さが 30cm 前後であれば 540ml 18オンスのサイズ

透明であることで発根した時に目視で確認できますし用土の乾き具合確認しやすくなります。

シモジマ」さん以外でも透明フタつきプラスチックカップであれば代替可能です。

透明プラスティック・カップに合うフタ(穴あきタイプ)は、カップと同じく「シモジマ」さんであれば「HEIKO プラスチックカップ 平型蓋 口径95mm用 C穴付 透明」が12オンス14オンス18オンスと幅広くサイズが合いますのでオススメします。

【保護フィルム】

New メデール(Buddy Tape)」で穂木を保護します。

穂木をそのまま挿し木しても発根は、できるのですが保護フィルムで挿し木した場合としない場合の成功率に差が出ます。

コストや量、大事な穂木か量産かの兼ね合いになるかと思われます。

成功率を上げるためには、「New メデール(Buddy Tape)」などの保護フィルムを使用されることをオススメします。

挿し木の手順

手順は、「穂木の準備」が先でも「用土の準備」が先でも問題ありません。

穂木の準備

挿し木する穂木を準備します。

剪定または、入手した穂木は、なるべく鮮度の良いものを使いましょう!イチジクは、生命力が強いので長持ちする方だと思いますが鮮度が良ければ発根する確率も上がります。


蛇足ですがデイビットさんから穂木が届きました!

【穂木の洗浄】

熟知した親木から剪定した穂木であれば洗浄する手間を省いてもよいかと思います。ただし植物の病気に注意して清潔感は、保ちましょう。

洗浄消毒する場合は、「ジョイW除菌微香」をビニール袋へ数プッシュして洗浄用に水道水で希釈した液に穂木を入れて軽くシェイクしながら洗浄します。そのまま3分ほど漬け置きしてから洗浄液を綺麗に洗い流してください。
心配な方は、植物用の殺菌剤(トップジンM水和剤など)で消毒してください。

穂木の保管
水分が失われないようにビニール袋などで穂木保存してください。穂木が乾き気味の場合、霧吹きなどで保湿してあげてください。数日は、このままでも保存できます。※穂木を5℃くらいの低温で休眠状態にして保存もできるのですが、鮮度が落ちるのでオススメしません。

【節の見分け方】

節
画像の赤線で囲っている部分が元々、葉が生えてた部分になります。
赤線半月状に切れている部分が穂木の上方向です。
青線で囲っている部分が元々、が生っていた部分や新芽となる部分です。
黄色で囲っている部分のように横からも新芽が展開します。

穂木2 ~ 3 節(ふし:茎の膨れてる部分)を残します。節と節の間が詰まっているようであれば 20cm くらい残します。

あまり穂木が短いと体力が少なくなり発根が失敗する率が高くなります。

【保湿保護】

余分な部分があれば先端の節から 1 ~ 1.5 cm ほど上部剪定ハサミ水平にカットします。

カルスメイト
切り口の部分は、乾燥を防ぐために「カルスメイト」や「トップジンMペースト」を塗って保護します。私は、「カルスメイト」を愛用しています。

次に「New メデール(Buddy Tape)」等の保護フィルムで穂木の下 3 ~ 5 cm くらいを残してフィルムを巻いていきます。ハサミで適当な長さにカットして伸ばしながら巻いていきます。

保護フィルムは、多少、重なっても問題ありません。保護フィルムを突き破って新芽は、出てくるとのことですが、私は、念のため節の部分だけ避けるように巻いています。

保護フィルム

【発根部分の処理】

保護フィルムが巻き終わりましたら穂木一番下(発根させる)の部分を剪定バサミで斜めにカットします。

斜め切り
斜めにカットすることで切り口面積が広がり発根する率が上がります。デイビットさんの方法では、鉛筆削りのように先を尖らせるように下部を削ってしまうのですが、私は、チキンなので斜めカットでとどめてます。🤣

削ぎ


発根率を上げるために樹皮の部分も剪定バサミを使って削ぐようにキズを入れていきます。

食用作物なので発根を促進させるホルモン剤は、使用しません

これで穂木の準備は、完了です。すぐに挿し木しない場合は、乾燥しないように保湿してビニール袋などで保管してください。

用土の準備

挿し木する用土を準備します。

【底石】

ミリオンA

ブロックシリコ「ミリオンA」は、カップの底へそのままひと並べします。

パーライト(黒曜石)でも代替できます。

ブロックシリコ「ミリオンA」は、水の浄化作用があるとのことです。

赤玉土など使用してないので「」などのミネラル補給も兼ねてオススメします。

【用土の配合】

ココピートとパーライト

挿し木の用土は、「ココピート・ココファイバー(細かいタイプ)」と「パーライト(黒曜石)」を1:1配合したものを使用します。

ココピートの代わりに「ピートモス」も使用できます。お好みで使用してください。

挿し木する

透明プラスティック・カップは、「シモジマ」さんの「HEIKOプラスチック・カップ14オンス」を使用しました。上記の【カップのサイズの目安】を参考に皆様の条件に合わせて改変して読み進めてください。

底石を引いた透明プラスティック・カップへ「すりきり一杯」まで配合した用土を入れます。

ストロー用にが開いているのでそこから穂木を通します。

フタの穴が小さい場合は、フタに切り込みを入れて通しましょう。

カップへフタをすることで蒸発を軽減して一定の保湿効果が得られます。

また、不意カップを倒して土こぼれ軽減できます。

イチジクの挿し木

フタを閉める前にタグへ鉛筆などで品種名を記載して見えやすい位置に挿しておきましょう

タグは、消えないように「UV防水保護シール」などで保護しましょう

タグが無い場合は、フタなどへ直接、油性マジックで品種名を記載しましょう

管理の仕方

プラカップ挿し木の方法」であればカップ内を目視確認できると思います。

湿度が保てていればカップの内側が水滴で曇った状態になるかと思います。

底石に水が溜まるようであれば水のやり過ぎです。

用土が乾いて明るい茶色になったり水滴の曇りがなくなったら水差しでストロー口の隙間からカップ内へ抽水します。

気温が25℃前後の明るい場所で管理していれば、早ければ翌日、2週以内には、新芽が展開すると思います。

発根してくればカップの外側からも確認できます。

十分に根が張って、葉も数枚展開し、春の暖かい気候になったら鉢上げしましょう

寒い時期に鉢上げして外気で管理すると枯れる場合がありますので注意しましょう。

皆様のイチジクが成功するよう心よりお祈り申し上げます。

それでは、マタ😊

最後に商品リンクを貼っておきます。よろしければご利用ください。

イチジクの挿し木に適したLEDライトによる育て方とは?

俺
どもSayabo54です。

今回は、「イチジク(無花果)」の穂木(ほぎ:カットした枝のこと)を「挿し木(用土に穂木を挿す)」して室内で「LEDライト」により栽培する場合のお話です。

シーズン室外イチジクを挿し木する方法は、詳しい方が解説されているサイトや動画が多々あります。そちら参考にして、ご自身の環境にあった方法を見つけてください。

イチジクの挿し木

イチジクの「挿し木」の基本は、2~3節(ふし:茎の膨れてる部分)を残した穂木用土挿して管理します。
考え方は、植物の種(たね)を用土にまいてをあげる実生(発芽させる)と同じです。

発根発芽するまでは、穂木の養分成長しますので短すぎる穂木や細い穂木は、難しくなります。

穂木の発根や発芽は、鮮度保水バランス重要です。

特に穂木は、乾燥弱いので注意が必要です。

一般的なイチジクの挿し木の方法と異なると思うのですが、根腐れを気にしないでやや過湿ぎみで管理してます。挿し木の用土は、無機質鹿沼土小粒1:1硬質赤玉土小粒を使用しています。底面給水させてます。サーキュレーターで弱い風も当ててます。表面の鹿沼土が乾いたらすぐに水をあげるようにしています。

私は、鮮度重要と考えているので、イチジクの穂木を挿し木する場合、季節を問わずに、すぐに実施することをオススメします。

イチジク

室内環境

まずは、先に気温について軽くふれさせていただきます。

イチジクのみならず植物の栽培は、同じ品種でも個体差環境により様々な差が生じます。

あくまでも一例としてください。

「挿し木」の発根や新芽の発育を促す場合の気温

室内の「気温」は、最低でも約15℃を下回らなければ問題ないかと思われます。冬場などで室内が15℃を下回るようであれば暖房器具等で室温を調整してください。

イチジクの品種個体差も様々です。発根新芽の動きが見られない場合は、室温を20℃以上にして様子を見てください。

穂木や挿し木を休眠状態にする場合の気温

イチジクは、気温低い休眠状態(落葉します)になります。穂木や挿し木の状態で休眠させることも可能では、あります。

春の屋外での挿し木シーズンまで休眠させるように説明されている場合があります。

イチジクは、温暖な気候に適した植物なので穂木のまま長時間の低温状態にあると枯れることがあります。穂木の休眠管理ができる方は、問題ありません。

慣れない間は、なるべくイチジク成木苗木の状態(根が張っている)で休眠させてあげましょう。

「どうしても寒い環境に合わせなければならない理由」がなければ、穂木の状態休眠状態にするメリットが感じられないのでオススメは、しません。

照明

室内であっても季節を問わず日光が差し込むような明るい条件であればレースカーテンなどで遮光調整しながらイチジクの「挿し木」は、成長すると思われます。

わが家の場合、部屋の片隅で暗い環境は、日光の代わりにLEDなどの照明器具が必要となります。

植物棚
植物棚の一部、カメラの都合で紫色に見えるライトは、赤色LED青色LEDが交互にセットされています。

LEDライトによる照明

本題となりますが「LEDライトの照明でイチジクの挿し木を行う場合」の例となります。

LEDライトの性能

LEDライトなんて、ただ明るければ良いでしょ?!」と思われがちですが以外と奥深いものでして

以前の記事の「植物と太陽光(光)の関係 – 波長編」という内容も合わせてご覧いただければ幸いです。

可視光」という人間の目でとらえることができる「光の色(波長)」について、植物は、「光合成」のためにが大事です。※他の波長(可視光だけでなく赤外線紫外線など含む)も植物に影響は、あります。

なのですがLEDライトの性能は、「光の色(波長)」だけでなく「演色性(CRI)」や「色温度(ケルビン)」という色彩と「照度(ルクス)」も大事になってきます。

ひと昔前までは、植物栽培用のLEDライトの性能にルーメンやワットの単位だけが表記されていたのですが、最近では、PPFD(光合成光量子束密度)なども使われるようになりました。

欧米では、LEDライトによる植物栽培の指標PPFD(光合成光量子束密度)だけでなく関連して DLI(Daily Light Integral:1日の光合成量の積分)が重要であると考えられています。

さらに!植物栽培用のLEDライトなので使用時間が長くなることから消費電力も大事ですよね?!

これらの性能総合してご自身の環境にあった LEDライト評価選定をします。

演色性(CRI)

演色性とは、分かりやすく言うと太陽光(自然光)に照らされた色に近いか?を数値(演色評価数)で表しています。

LEDライトなどの照明は、赤が強調されたり青が強調されたりする場合があります。

照明からの光を「演色評価数」という数値により自然に近い色かどうか、簡易に判断することができます。

最大値 100 CRI が自然光に照らされた色にもっとも近いということになります。

日本の場合、演色性を表す単位が「CRI(正しくは、CIE Ra 値)」ではなく「Ra」と表記されている場合があります。内容は、同じと考えてください。

演色性80 CRI 以上であれば、ほぼ太陽光に近い白色と変わらないと考えてよいかと思います。90 CRI 以上からは、だんだんと青みが強くなっていきます。

ただし、多くの植物は、赤の波長と青の波長が光合成に重要であることから植物栽培過度に重要視する必要は、ありません

赤と青の色以外が不要ということでは、ありません。まんべんなく演色されているのが自然に近いとうことになります。

把握できれば数値の判断で精度が上がる程度と考えてください。

色温度(ケルビン)

色温度(ケルビン)について演色と似ているのですが「光の色(波長)」を温度で表している単位になります。

植物の栽培方法について「明るい日影」や「明るい日向」などの表現がされている場合があります。

日中の太陽光は、約5000 ~ 6000 K(ケルビン)とされています。

数値が大きければよいというものでは、ありません。

例えば、明るい日影は、約7000 K(ケルビン)となります。

朝焼けや夕焼けは、約2000 K(ケルビン)となります。

植物の栽培に適した色温度(ケルビン)を選択しましょう。

イチジク挿し木には、約5000 ~ 7000 K(ケルビン)がよいかと思います。

照度(lux:ルクス、lx と省略される場合もあります)

光を照らす量を表す単位には、ルクスルーメンなどあります。

それぞれ意味が異なるのですが「1平方メートルの面が1lm(ルーメン)の光束で照らされる時の照度」が1lux(ルクス)となります。

ややこしいですね😰

照度計
照度計があると便利です。

1lm(ルーメン)は、1lux(ルクス)面積をかけた値なので例えば、10,000 lm(ルーメン)の光を 1 ㎡(平方メートル)へ照射した場合、10,000 lux(ルクス)になるという計算になります。

ライトから対象までの距離や照射される面積によって値は、変わってきます。

ここで注意が必要なのが植物は、通常、長さがあり幅もあります。形状も様々です。なので正確に植物に当たっている照度は、計測が困難となります。なので目安として判断します。

イチジクの挿し木に必要なLEDライトの性能は?

結論として正確な数値での判断は、困難です。とすると元も子もないので…

LED

参考までに

アメリカ合衆国イチジクがよく栽培されている地域で3月平均的な DLI(Daily Light Integral:1日の光合成量の積分)は、30-35 DLI となります。

屋外でイチジクが動き出す時期となります。

下限30 DLI を逆算(計算式は、省略します)すると

700 PPFD(umol/s/m2)約12 時間の照射すると約30 DLI となります。🤔

700 PPFD から照度を求めると太陽光に近い6,500 K(ケルビン)約30,000 lux(ルクス)となります。

この辺の性能を参考に LEDライトを選んでみてください。

【例】

30 DLI は、LEDライトの性能で 60,000 lux あれば約6 時間の照射でよいことになります。

ただし6 時間の照射は、やや日照時間としては、不自然なので 46,000 lux の高い照度で約8 時間の照射が上限として妥当かと思われます。

逆に 20,000 lux くらいの低い照度だと 18 時間の照射で約30 DLI となるので現実的では、ありません。😰

下限として 26,000 lux の照度で約14 時間の照射で約30 DLI となります。

ちなみに海外の掲示板では、12,000 lux の照度で約10 時間の照射にて約9 DLI でも発根して発芽したとする報告もあります。

参考になりますでしょうか?w 数値で判断しようとするややこしいし難しいですよね😅

また、この条件の数値を下回っても超えていても、イチジクの挿し木が発根発芽する可能性は、十分ありえます。逆に数値内であっても動きなく枯れてしまうことがあり得ます。

おわりに

ここまで記事にしておいて無責任ですが、実際に栽培する環境は、もっと複雑な要因が働きます。なので正直なところ「試してみる」というのが「答え」かもしれません。

一つの目安として参考にしていただければと思います。また、皆さんの環境では、LEDライトの性能や条件がこうだったよ!などのご報告いただければ幸いです。

それでは、マタ😋🙌

イチジク・モザイク・エマラウイルス[Fig Mosaic Virus(FMV)]に抗う実験をはじめてみた

俺
こんにちは!Sayabo54です。😊

ウイルスってなんなんでしょ?

私ごとですが最近、「食事」に気を付けるようになってから体の「病気」に対する「抵抗力(免疫力)」がパワーアップした気がします。😋
免疫力
病気にも色々ありますが厄介なものの一つが、ウイルス感染からの病気です。

人間だけでなく多くの生物が時折、ウイルスに感染し発病することがあります。

ウイルスの感染は、感染だけなら害が少ないことが多いのですが、発病すると場合により被害が拡大していくことになります。

事前に申しますが、私、教養がまったくないのでアカデミックなことに関しても、まるでわかりません。🤣

ウイルスに対する多くは、特効薬がない(もしくは、少ない)と聞きました。

それでも人間のコロナウイルス騒動でだいぶ研究も進んだと言われています。

薬を使って病状を楽にしたり抑えることは、あるかと思います。ですが、実態は、薬で完治すのでなく各々の抵抗力(免疫力)病状改善させるのが現実的なわけですよね?
抗体
なので元々、ウイルスに対する抵抗力(免疫力)が弱っていたり抵抗力(免疫力)を上回る病状になると負けてしまうケースがあるということになります。

脱線ですが、日本語で「ウイルス」って英語の綴りでは、「Virus」ですよね?どう発音を聞いても「バイラス」や「ヴァイラス」にしか聞き取れないのですが何でこんな読み方になるのだろ?😅

で~その「ウイルス」ですが、気になって調べてみると極小の病原体(生命体)だと思っていたらタンパク質に遺伝子(核酸)を持った存在で生物とも生物では、ないとも曖昧な存在らしいです。

ウイルスってなんなんでしょうね?🤣

気になるきっかけ

気になるきっかけは、私も経験しましたが「コロナ」ではないんです。過去に牡蠣を食べて「ノロウイルス」にもかかりました。季節風の「インフルエンザ」もよく患います。ちょっと違いますが仕事がら「コンピューターウイルス」とも戦ってきました。

だけど、今までは、「ウイルス」ってよくわからない厄介ものぐらいにしか考えていなかったんです。

Ficus carica

実は、色々な品種の「イチジク」を小豆島で栽培したいと考えております。日本で「イチジク」を増やすには、「タネ」から育てるでなく「穂木(切り出した枝)」からの「接ぎ木(親木につぎ足していく)」や「挿し木(用土に挿す)」の方法が主流です。

穂木

なので、冬の季節は、色々なイチジクの品種の「穂木」をオークションなどで集めながら、室内にて「LED」を使って「挿し木」しています。

ですが、新芽が開きはじめると一目で、判別できそうなレベルで「モザイク病」の症状らしきものが新葉によく出るんです。

実際に検査してないので正確には、病気かもしれない。なのですが、症状は、品種や穂木の個体によって葉に現れる異変は、大小様々です。穂木に限らず今まで接触させてない苗鉢であってもSayaboでは、ほぼ全てに変異があるので感染しているのでは?と思われる状況です。

Fig Mosaic Emaravirus

イチジク(Fig)」の「モザイク病」の原因であるウイルスの種類は、「Fig Mosaic Emaravirus」です。通称「フィグ モザイク ウイルス」を略して「FMV」と呼ばれます。

FMV」をばらまく「運び屋」が「フシダニ」科のダニです。「ベクター」とも呼ばれます。フシダニが樹液を吸う時にウイルスをばらまくそうです。

フシダニ」による「モザイク病」は、他の植物にも色々と報告があります。

フシダニ」は、目に見えないくらい小さくて発見を困難にしています。

FMV」は、「接ぎ木」や「挿し木」でも増殖するそうです。

なので「FMV」ですが、ほとんどのイチジクに感染しているらしいです。

感染しているらしい」と表現したのは、後述にもありますが、検査が必要です。自身の体験、日本の公的機関で言われていること、海外で言われていることが異なる場合がありまして、自己判断としての憶測となります。

また、植物検査するにも「PCR検査」など費用が掛かるので容易では、ありません。

今のところ「FMV」のことを調べる限りでは、人間が感染したイチジクを食べても害は、ないとのことなので、ひとまず安心ですが、気持ちの良いものでは、ありません。

フシダニ」に対する農薬殺虫剤は、あるそうですが、「モザイク病」などが発症する前でなければ「モザイク病」そのものには、効果がないなどとも言われています。農薬や殺虫剤によって異なるとは、思います。「フシダニ」に効果がある薬剤は、あるかと思います。

ですが一度、「モザイク病」が発病すると完治するのは、今のところ難しいということになります。

Sayaboでは、イチジクは、食べ物なので可能な限り農薬殺虫剤を使用しなくて済むならば使いたくないと考えています。薬剤が人体や環境に影響がないとしても最後の手段として考えたいと思います。

そんなこんなで、イチジクの栽培に力を入れていきたいと考えているのに困りました。😟

前置きが長くなりましたが、経緯として周りの方へ不安を与えたくない思いから気になり始めたことになります。

気になるというよりは、避けて通れないとでも申しますか…😅

注意喚起」です。この記事の内容は、私ド素人が「FMV」に抗おうとする無謀で根拠の無い内容を多く含みます。専門家の方や博識の方からアドバイスご指摘いただけると幸いです。含めて予めご了承願います。

フィグ モザイク ウイルス(FMV)の判定ついて

FMV」に関する症状などの詳細専門的なことに関しては、解説されている他のサイトが多々ありますのでそちらを参照されることを推奨します。

ここでは「FMV」に対する私の目線で思いつきをつづっていこうと思います。

抗原検査キット

最初に思ったのが「FMV」に感染しているかの判断をコロナのように「抗原検査キット」で安価で簡易に検査できないのか?でした。
抗体検査
現在、私が調べた限りでは、安価に調べられるキットは、日本にないものと思われます。もし、ご存じの方がおられましたら情報をいただけると幸いです。

参考までにアメリカインディアナ州にある世界的植物病原体診断の大手企業である「Agdia, Inc.」さんへ「FMV 検査キットを発売される予定はありますか?」と問い合わせしたところ責任者の Mr. Coilin W. Walsh 氏より以下のご丁寧な回答をいただきました。ありがとうございました。😊🙏

原文抜粋

「We do not have plans to release a test kit for Fig mosaic virus, but if you have any interest in submitting samples to our Testing Services lab, they can test for FMV with their Emaravirus Group PCR test.
Please let me know if this is of interest and I’ll ask one of my Testing Services teammates to contact you.」

翻訳

「フィグ モザイク ウイルスの検査キットをリリースする予定はありませんが、もしご興味がおありでしたら、当社の検査サービスラボにサンプルを提出していただければ、エマラウイルス群PCR検査でFMVを検査することができます。
ご興味がおありでしたら、テスト・サービスのチームメイトに連絡するよう依頼しますので、お知らせください。」

とのことです。将来、予算ができたら Agdia, Inc.さんの FMV PCR 検査サービスを受けてみたいと思います。ちなみに「ジャガイモウイルス」「トマトウイルス」「蘭ウイルス」などの他の植物「抗原検査キット」は、販売されていたので興味がある方は、是非。

日本国内でも PCR 検査は、受けれると思われます。ただし、お値段が…😅残念ながら私には、高嶺の花でした。w

現状、簡易に「FMV」感染しているかを正確判断できないということになりました。

ちなみに「FMV」は、「エマラウイルス(Emaravirus)」に属していて「イチジク(FMV)」の他に「マタタビ」「ブラックベリー」「ナツメ」「ナシ」「シソ」などの多くの「エマラウイルス」の種類が存在します。

FMV」は、「マイナス鎖RNAウイルス」という構造らしいのですが変異がよく起こり人間に感染し発病する多くのウイルスにも「マイナス鎖RNAウイルス」があるそうです。なんだか怖いですね!?😰😱

今までは「植物ウイルスは、人間を含む動物には感染しない」とされてきましたが、現在では、完全に否定もされていません。多量の植物性の「マイナス鎖RNAウイルス」を人間が取り込めば何らかの変異発生する可能性があるのでは?とも考えられているそうです。

そんな不安を払拭するためにも対抗策を何とか得たいところです。

対抗策

現状の「FMV対抗策としては、以下などが考えられます。

  1. 「FMV」に効く「抗ウイルス薬」の開発を期待して待つ。
  2. 「FMV」に感染もしくは、感染が疑われる株は、全て廃棄する。
  3. 「茎頂(生長点)培養」によるウイルスフリーのメリクロン株を育てる。
  4. 「FMV」に感染もしくは、発症が疑われる株は、強い切り戻し剪定で症状を抑える。
  5. 「FMV」に感染もしくは、発症が疑われる株は、自然農法の考えを取り入れてそのまま栽培する
  6. 「FMV」に対するイチジクの抵抗力(免疫力)を期待して補助的な作用をする。

「抗ウイルス薬」の開発

薬
1.の「FMV」に効く「抗ウイルス薬」の開発を期待して待つに関しては、将来、作られる可能性は、ゼロでないにしてもいつのことになるのかわかりません。自身で編み出すにも非現実すぎて先がまったく見えません。ということでこの策に関しては、期待しつつ気長に待つのが正解かと考えられます。

「感染株」は、全て廃棄

2.の「FMV」に感染もしくは、感染が疑われる株は、全て廃棄する。に関しては、これを推奨している人もいます。海外でも公的に対策として指導されているところも存在します。

インターネットでのイチジク売買でも問題原因になることがあります。

賛否両論あるかと思われます。

仮にこの対策を全面的に実施した場合、世界イチジクの多くが失われる可能性もあります。

あえて極論を言わせていただければ「FMV」は、自然由来の存在です。この自然由来の存在をイチジクごと人間の力で消滅させるのは、何とも歪んだバランスの世界が待ち受けていると個人的には、感じます。

病原をばらまく張本人指摘されるかもしれませんが、この問題は、思想倫理的な「課題」を含むことだと考えています。

今は、この選択をしません。

メリクロン株

3.の茎頂(生長点)培養によるウイルスフリーのメリクロン株を育てる。に関しては、昨今、現実的になりつつあると思われます。

ウイルスフリーとは、いうものの完全なフリーは、何度かの工程必要になることでしょう。

とはいえ、ひと昔前のクローン技術であれば機具やら設備やらもっと高度な話だったと思われます。

今では、成功率を優先しなければ、100均などで機具をそろえて簡単実施することが可能です。

個人でも組織でも優良株イチジク茎頂培養して増やしていくのがデファクトになるのは、最短最速かもしれません。

原則、茎頂培養によるクローンであることに問題がなければ最も正解だと思われます。※クローンではありますが、変異は、起こるとされています。

Sayabo でも近日実験してみたいと思います。

強い切り戻し剪定

4.の「FMV」に感染もしくは、発症が疑われる株は、強い切り戻し剪定で症状を抑える。について

これは、海外(特にアメリカ)でよく言われている対策の一つだと思われます。

日本と違い海外では、「FMV」は、当たり前のことのように捉えられていることが多く見受けられます。

もちろん海外でも危惧されている方は、いらっしゃいます。

対策も豪快といいますかイチジクの主幹根本、もしくは、多少、掘り返して根っこに近い部分から切り落とす。(強い切り戻し?)という対策方法です。

冬のイチジクが休眠期から春の活動に入る直前もしくは、冬の終わりにこれを実施するそうです。春になって暖かくなると根本の方から新芽が出て「FMV」は、軽減されているというのです。

フシダニ」は、根っこや根っこの近くに存在しないとされているので確かに「フシダニ」対策とすれば一定の効果は、望めそうです。

本当に復活するのかどうか試してみないとわからないです。何とも勇気がいる対策ですね😅

収穫できるまでの年数を考えると何年か越しになる対策なので長いスパンが掛かるのがデメリットです。

場合によっては、新芽出てこないケースもあると思われます。

Risky(リスキー)ですが、いつか試してみたい対策の一つです。

自然農法

5.の「FMV」に感染もしくは、発症が疑われる株は、自然農法の考えを取り入れてそのまま栽培するについて

ありと言えばありなのですが突き詰めるともはやイチジク栽培は、日本の多くの土地で無理がない?となるわけですよ

理には、適っている農法だと思います。ただし、日本人ってもっと植物とうまく共存できるのでは?と思うのです。

自然農法バランスに関する考え方は、素晴らしいと共感できます。

怒られそうですが、私は、イチジクに限ってかなり不自然になると感じます。

自然農法のほぼ人の手を必要としない手法が何よりも楽しそうに思えないのです。😅

なので私は、自然農法の一部を取り入れながらの栽培は、すると思います。

抵抗力(免疫力)

6.の「FMV」に対するイチジクの抵抗力(免疫力)を期待して補助的な作用をする。について

これがまず対策として実験してみたい私の本命です。😍

合理的に考えればメリクロン対策が一番の「だと思います。なのですが、本能的には、こちらの対策へ魅力を感じてしまうのです。

本質は、冒頭にもあります「抵抗力(免疫力)」を高めることになります。

専門ぽく言いまわすと「RNAサイレンシング」を呼び覚ます?w でしょうか?🤣知らんけどw

実際のところどうなのかわかりませんが、未知の領域が多くあるそうです。

非効率な方法かもしれません。でも、この対策をしたらイチジクにこんな変化があったとなれば育てて楽しくないですか?😊

原則は、植物で植物を健康にするのがテーマです。

東洋医学に近い考えだと思うのですが、として「漢方薬の浸漬液」をイチジクに与えてみたら「FMV」の症状が治まった。みたいなことが実現できたら面白いと考えてしまうのです。ある意味、実験による化学反応だと思うわけです。

実験開始

私は、科学的な根拠とかわかりません。😅🙌w

兎に角、気になること試したいことを実験していきます。😋

結果に関して保証すると言えません。なので皆さんの責任範疇にてご判断ください。

こんな実験したらこんな結果になったよ」など皆様からのコメントは、大歓迎です。

またまた脱線ですが、学術的な論文や報告書などの情報をインターネットで探していて、遅ればせながら、やっと気がつきました!w

特に学術に関する情報で失敗や不成功な事例が少なすぎます。

成功の裏に多くの経緯や失敗があるはずなのにそのような情報が見当たらないのです。

成功事例も大事ですがむしろ同じ失敗を繰り返さない為にもそのような裏情報が欲しいです。

まぁ回り道をした分だけ多くを学べるということもあるんですけどね😏😅

挿し木の栽培環境

イチジク」の「挿し木」管理は、色々な方法があると思います。

水やりをいっぱいしたい人は、乾きやすい用土にする。有機質の用土が使いたいとか無機質がよいとか考え方、栽培環境は、様々です。

育種トレー

参考までにSayaboでは、無機質用土(硬質赤玉小粒と鹿沼土小粒を1:1)イチジク穂木の根本の方を斜め切りにして挿します。用土が乾いたら底面給水にて水やりを繰り返します。光源は、「LED」で管理しています。

新葉が展開して鉢上げ(鉢のサイズを上げる)までは、ほぼ施肥しません。

Sayaboの環境は、やや過湿ぎみだと思います。少数ですが、力が弱い挿し木は、カビたり腐っていきます。

あえて選別しているのでこのような方法にしています。

全体にカビが発生しそうな場合、用土を少し乾かし気味(鹿沼土の場合、乾くと色が白くなります)にする。もしくは、サーキュレーターなどで微風を送るなどして管理する。

Sayaboの環境では、次に紹介する「苦土石灰の上澄み液」で防カビしています。

苦土石灰の上澄み液

苦土石灰
苦土石灰」は、「ドロマイト」という天然の鉱物からできています。

苦土石灰」は、酸性に傾き過ぎた用土の pH を中和もしくは、弱アルカリ性へ調整するために使用します。

苦土」は、「マグネシウム」のことで、植物の光合成に必要な葉緑素に大事な栄養素となります。

石灰」は、「カルシウム」のことで、植物の細胞を強化するための大事な栄養素となります。

苦土石灰上澄み液
苦土石灰の上澄み液の作り方は、苦土石灰を水で100倍に希釈します。ペットボトルの容器などへ水1リッターに対して10g の苦土石灰を入れます。よく混ぜて1晩ほど置いておきます。上澄みの部分を目の粗いスプレーなどへ入れて葉へ直接散布します。

スプレー
葉水」をすることで葉から「栄養素」の吸収と「防カビ」「防虫」の効果が期待できます。

私は、イチジク管理でよく使用します。

実験その1.生レモングラスの浸漬液(しんしえき)

いきなり、結論ですが「失敗」です。実験以前の問題が発生しました。

生レモングラスの浸漬液(しんしえき)は、生のレモングラスをよく洗浄して、約一束分の葉を5cmくらいの間隔で刻みまして水に浸してつけ置きしました。

時間の都合で2日漬けたのですが、既に発酵して異臭を放つ状態になってしまいました。

レモングラスには、防カビ効果があると聞いていたのですがよく調べると度々、カビが発生している報告を見かけます。

レモングラスは、乾燥させてからでないと使用できないかもしれません。

レモングラスの実験は、中止とします。

実験その2.シナモンの浸漬液(しんしえき)

シナモン浸漬液

たまたまSayaboシナモン乾燥した原木木材樹皮がありまして、調理に使うセイロンシナモン粉末もあったのですが、まずは、シナモン樹皮砕いてポットへ入れて軟水を満たして1日つけ置きした浸漬液(しんしえき)をイチジクの「挿し木」へ与えてみました

シナモン」は、色々な「効果・効能」があるといわれています。

世界最古のスパイスで「スパイスの王様」ともいわれています。

シナモン」には、「CoV」などの人間ウイルスに対してですが抗ウイルス作用抗炎症作用抗酸化作用期待できるとの報告もあります。

経過報告

どのような形式にするか未定ですが今後、実験していく過程や結果の内容は、追記もしくは、順次報告していきます。

即日には、結果が出ない(わかりにく)と思われるので数日かけて観察したいと思います。

それでは、マタ😊🙌