薬の使い方について考えてみる

さや坊

ご無沙汰しております。
Sayabo のさや坊です。

ゴールデンウイーク明けより次女の風邪をもらいまして、絶賛寝込み中です。

ここまで寝込むことはまずないってほど、寝込んでおりました…

そんな中、わが家で少し気になることがあり、横になってる時もいろいろ考えておりましたので、ここで書いてしまおうかと思いました。

あらかじめお伝えいたしますが、 記載する内容は さや坊の個人的な考えでありまして、他者様に強要するものではありません。

考え方は、人それぞれ。
自由だと思っています。
賛否両論もあると思っています。
たまたまわが家で起こったことをきっかけに、自分個人が疑問に思ってしまったため、書き連ねているだけです。

読みながらご不快な思いを感じられてしまった方へは、改めてお詫び申し上げます。

前置き1:ぜんそくについて

風邪をもらって5日ほど、さほど高熱は出ず、ひたすら自分の弱いところ(気管支や喉など粘膜部分)をやられるような、そんな状態でした。
私は成人ぜんそくを持っており、かれこれ20年以上のお付き合いです。(中軽症です)

とはいえ、ここ5年ほどでだいぶ改善しました。

私は幼少の頃より、スギ花粉よりもイネ花粉アレルギーのほうが強く症状が出ており、10年ほど前までは秋になるといつもぜんそく症状が出てましたが、このところはそれもなくなってました。

ブタクサとかも、なかなかの天敵ですね。

今は風邪をこじらせたときに、ぜんそくになるような感じです。

そんなこんなで、20年以上のお付き合いであれば、さすがに 自分の体調や状況、症状の和らげ方など、自分に合ったものはわかっていると思っています。
そして、普段は薬は飲みませんが、症状が出た時のために処方された薬一式は所持しているので、状況に合わせて最善のものを使用しています。

今回は細かく書いておこうと思いますので、薬一式がどのようなものかというと、以下になります。

  • 吸入ステロイド・吸入β2刺激薬合剤(長期管理治療薬)/ レルベア
  • 吸入ステロイド・吸入β2刺激薬合剤 / シムビコート
  • →中軽症の発作時に追加で吸入することができます。

吸入ステロイド薬は、強力な抗炎症作用を持っており、気道の炎症を改善する効果や気道過敏性の改善効果などが期待されると言われており、気管支ぜんそくなどの呼吸器疾患に有用とされています。

吸入β2刺激薬は、気管支のβ2受容体刺激作用により、気管支をすばやく広げることで咳やぜんそく発作などの症状を改善できると言われています。

β2刺激薬については副作用などもありますので、相性といった感じですね。
レルベアは効果発現まで約15分ほどかかるのですが、シムビコートは約1分で気管支拡張の効果を示しますので、即効性の部分で悪化している時に追い吸入で使用しています。

本来ぜんそくの長期管理治療は、ぜんそくが起きないために毎日欠かさず続けることと言われていますが、私は症状が出てきたときに自己管理で判断して使用していいと医師に言われているので、そのようにしています。
(そもそも悪化して薬がなくならない限り、病院へも行きません)

昔はネブライザーなども使用していましたが、今は使わないですね。

  • キサンチン系気管支拡張剤 / テオドール

強力な気管支拡張作用があり、医薬品として、気管支ぜんそくや慢性気管支炎、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患などの呼吸器系疾患の治療に用いられているものです。
ようはカフェインなんですが、私はコーヒーを摂取しないので(紅茶は飲みますが)、それでもカフェインとして影響する量ではないので、気管を広げたいときに使用しています。

  • 漢方 / 半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)
  • →神経をしずめて、心と体の状態をよくします。また、咳や吐き気をおさえる

  • 漢方 / 小柴胡湯(ショウサイコトウ)
  • →胃腸や肝臓、呼吸器の働きを改善し、また、体の免疫機能を調整し炎症をやわらげ

  • 漢方 / 麦門冬湯(バクモンドウトウ)
  • →たんが切れにくく、ときに強くせきこみ、または咽頭の乾燥感があるものの、次の諸症:からぜき、気管支炎、気管支ぜんそく、咽頭炎

一応ぜんそく治療で行っている病院が漢方治療を取り入れている病院なので、漢方で処方できるものは漢方薬として出ています。
上記の中から、その時に症状が強いところに合わせて、2種類ほど処方されます。

しかし漢方なので、劇的に効いたりはしません。
また、正直錠剤の数が多く、漢方だけで10錠を超えることが多いので、錠剤飲めない自分にとっては苦痛でしかなく、心が折れるので、漢方は後回しにしているところもあります。
(粉で処方されたときはもっと飲めないので、もはや地獄です…)

余談ですが、わが家は次女が咳ぜんそく持ちです。
同じく漢方治療をしていますが、小学生の時、毎朝晩 12錠 ほどの薬を飲んでいました。
いやぁ、よくがんばっていたと思います。
その次女も今はだいぶ良くなり、基本的に治療はしていません。
私と同様、症状が出てしまったときに、都度対処する感じです。

もっとどうでもよい話ですが、娘の薬の飲み方が奇妙でした…
私は薬1錠に対して、大量の水が必要なため、腹がガボガボになって心が折れるのですが(薬が逆流してきて一人で悶絶します)、娘は口いっぱいに水を含み、薬を入れては飲み込み、入れては飲み込みと、口に1回入れた水だけで全部薬を飲んでいました。
何度見ても不思議な光景だったなぁ…

  • カルボシステイン / ムコダイン

いわゆる痰切りです。
気管支ぜんそく症状が出ると、本当に痰が切れず、それが絡んで地獄のような咳が続きます。
それを軽減するために、痰切り薬が処方されています。

  • 抗アレルギー薬(第二世代抗ヒスタミン薬) / シングレア、キプレスなど

ぜんそくになると様々なアレルギー反応が出てくるので、それを抑えるために使用します。

これだけ見るとなんか薬漬けみたいな感じがするのですが、通っている病院からも言われているのが、「自分の症状にあったものを適切に選択し、使用すること」となってます。

つまり、その時に必要のないものであれば、無理に使用する必要はないとのこと。

私はその治療方針が気に入っています。

私が中軽症というのもありますが、成人してますし、自分の症状がわかっているので、自己判断で、ということですね。
もっと昔はかなり重症化していたので、発作時用の薬も処方されていましたが、今は不要になってます。

前置き2:ぜんそく症状でつらいときに使用するもの

いつものことですが、前置きが大変長くなっています。
そんな感じで、風邪が悪化した時など症状がつらいとき、優先的に摂取するのは以下の薬です。

  • 吸入ステロイド・吸入β2刺激薬合剤(長期管理治療薬)/ レルベア
  • キサンチン系気管支拡張剤 / テオドール
  • カルボシステイン / ムコダイン

それでも効きが足りず、夜眠れなくなってる時などは、吸入ステロイド・吸入β2刺激薬合剤のシムビコート を使用しますが、こちらは少なからず副作用の症状が出ることが分かっているので、どうしてもという時しか使用しません。
ようは、気管を広げれば、ある程度は楽になるということなのです。

咳止めや鎮痛剤、抗生物質などはあまり服用しないです。

気合と根性論が一番手っ取り早いので、自身の持っている免疫力で対処し、完治させようという考え方ですね。
熱が出ても、熱だけであれば動けてしまうので、それも理由のひとつだったりします。
一つ反省するのであれば、若いとき、他の人にもこの気合と根性論で言ってしまっていたこと。
他の人に気合と根性で治してって、鬼畜以外の何物でもないかもしれません。

脱線しましたが、ぜんそく症状が出ている時、こればかりは気合と根性でどうにもなりません。
自力で気管を広げることはできなくて。
コーヒーを摂取しまくればできるかもなのですが、それができないので使用しています。
そして、痰が詰まると咳がひどくなり、喉が腫れてしまうので、痰切りも優先度が高いですね。
こればっかりは、いくらお茶の飲む量を増やしてもどうにもならないのです。
(そもそも大量の飲料を飲むのが苦手で、摂取量も少ない方のため)

前置き3:ぜんそく対策で行っている食事対策

また、症状が出ていないときは薬は一切服用していません。
ただし夏に入った頃から、イネ花粉に対する警戒は今でも怠りません。
こちらは民間療法というか、食材などで対処できるものは心がけるようにしています。

主にぜんそく治療としては、お茶の使用です。

ぜんそくに聞くお茶として、甜茶やべにふうき茶、凍頂烏龍茶などが挙げられます。

甜茶

中国原産の甘味のあるお茶のことで、中でも甜葉懸鉤子(てんようけんこうし)という種類のものに抗アレルギー効果があるとされています。
花粉症やぜんそくの予防、ハウスダストや季節の変わり目の健康維持のための素材として注目されています。

べにふうき茶

べにふうき緑茶 とは、独立行政法人 農業技術研究機構 野菜茶業研究所で育成され、1993年に命名登録された茶葉で、紅茶系の品種べにほまれと中国系の「ダージリン」を 交配して作られたのがべにふうき茶ます。で

べにふうき茶には、メチル化カテキンと言う成分を多く含有していますが、普通の緑茶には含まれない成分と言われています。

凍頂烏龍茶

ただしこちらにはちょっとした騒動があります。

某局のテレビ番組で「凍頂烏龍茶に含まれるメチル化カテキンという成分が花粉症に効く!」という話題が取り上げられ、凍頂烏龍茶が一時期、大変なブームになったことがありました。

  • 当初、研究初期段階で根拠となるデータが充実していなかった
  • 本当はメチル化カテキンの含有量が多い「べにふうき」を推したかったのだが、生産量が少なかったため、代替案として凍頂烏龍茶が取り上げられた
  • ブームに目をつけ、粗悪なお茶が持ち込まれ、販売されていたこと

この粗悪な凍頂烏龍茶は、まずかった…
気になって買ったことがありますが、本当にまずかったです。
そして、「メチル化カテキンは凍頂烏龍茶だけに含まれている」みたいなうたい文句は嘘ですね!

さて、ポイントは「メチル化カテキン」になりますが、メチル化カテキンは抗アレルギー作用があるため、花粉症の症状を抑えてくれるという効能ですね。

さて、自分は何を飲んでいるかというと、結論としては「凍頂烏龍茶」になります。
理由は、私個人が中国茶が大好きで、比較的リーズナブルで、でも美味しい凍頂烏龍茶の茶葉を常備しているから です。
粗悪な凍頂烏龍茶は大変美味しくなかったですが、中華街に行ったときに必ず買うお店の凍頂烏龍茶、高級品ということではないのですが、美味しいです。

甜茶やべにふうき茶を買うこともありますが、それなりにお値段もしますし、常備するほど好きなお茶ということではないので、わざわざそちらに変更するということはない感じです。

そもそもお茶による抗アレルギー作用については、個々の感じ方それぞれだと思います。

効く人には効くでしょうし、効かない人には効かないでしょう。
もはやプラシーボ効果なのでは?と思う自分もおりますが、わが家はお茶を全部に出して作っているので、いろいろなお茶があります。
そこに凍頂烏龍茶が加わるだけなので、まったく苦になりません。
あとは私は真夏以外は温かいお茶を入れて飲むことが多いので、それも理由のひとつですね。

事の発端

ここまで書くと、何が言いたいのか意味わかりませんね。
さて、本題の「事の発端」です。

一昨日になりますか、連日高熱が出ておりまして。
高熱が出ると体が温まってしまうので、いつも以上に鼻が詰まります。
そしてぜんそく症状が強く出ます。

まぁ簡潔に言うと、寝れないですよね(笑)
私、自慢ではないのですが、通常であれば一度寝たら起きません。
めったなことがない限り起きません。

仕事の電話もかかってくるので、電話が鳴ったときとか、緊急地震速報が鳴ったときとかは危機感を感じて起きますが…
あとは何かあって娘が起こしてきたときとか?
起きるのはそれだけです。
何もないときは、夜中にほとんど目が覚めず、ぐっすりです。
寝坊するパターンが多いですね!

そんな私が、夜中に何度も起きてしまうくらい寝れないって、まぁそれなりの症状の時なのです。
通常であれば体を冷やしたり、できる対処で乗り切りますが、高熱も出てるのでひとまず寝る努力をしようと、手っ取り早く薬を使おうとしました。

服用しようとした時、夫(かじん)に「薬とか飲まないで、早く寝たほうがいいよ」と言われました。

まぁこれが事の発端ですね。

早く休むため、少しでも安眠できるようにするため、毎晩飲んでいる(吸入している)ものを使おうとしたのですが、止められました。
ちょっと高熱だったのもあるので、言葉とか文言とか、違っているところがあるかもしれません。(その可能性が高い)
でも、「休むために使うつもりなんだけど…」と言ったとき、「使っても変わらないよ」と言われたような記憶があります。(違うかもしれない)

冷静に考えてみて、私の感じた認識?以外に、良い方向でどのような解釈(受け取り方)ができるか。
ポジティブに考えてみます。

  1. 薬飲む時間を使うくらいなら、薬飲まないでまずは布団に横になったら?
  2. 薬飲むと身体がやられちゃうから、薬飲まないで休んだら?
  3. 薬はとりあえずおいておいて、まずは布団でゆっくり休んだら?

うーん… 状況から考えて、3が濃厚なのでしょうか。
まぁこの問題は、昔からありました。
夫が薬嫌いなんです。

これだけ書き連ねていてなんですが、夫に対しての怒りとかではありません。
考え方、優先度の違いなんだろうなーというくらいで考えてます。

それで、熱が出てたのもあって、説明する気も起きず(喋るのつらかったので)、ひとまず言われた通り薬飲まないでどうなるか、そのまま実証することにしました。
通じるかどうかもわかりませんでしたが、正直めんどくさくなったのもあります。
この方法が一番手っ取り早い。

結論としては、1晩中眠れませんでした。

気管が半分以上閉じてしまっている感覚で、呼吸もしづらいし、痰が切れない。
痰が切れないから咳が異常に増え、少し寝入っても自分の咳で起こされます。
そして、熱の影響で体温が上がっているから、両鼻が詰まります。
どこから息吸えばいいの?な状態です。
正直軽度な発作が出ていた感覚です。

やむなく、薬を使わずにできることをしてました。
まず体を冷やす。

これはかなり効果的です。
熱があったのもあって、体を冷やさないほうがいいとか言われましたけど、ある意味正論です。
その方法が正しいときもあります。

でも今回自分にとっては違います。
正直そんなことどうでもいい状態です。
熱には強いので、そんなつらくないのです。
(私も娘たちも、40度近くあってもご飯食べれます!)

それよりも、ちくのう症(蓄膿症・副鼻腔炎)持ちでもあるので、鼻と喉を何とかするほうが重要です。
ちくのうは厄介です。
ひどくなると頭痛になってきたりするので、こちらの方がつらいのです。
それで外に出たり、キッチン側に移動したり、とにかく涼しい場所で体を冷やします。
そうすると鼻が一瞬通るようになるので、めちゃくちゃ楽になります。

余談ですが、咳・喉・鼻がひどいときの症状として、温めるのが有効な時と、冷やすのが有効な時があります。
温めるのは、蒸しタオルなどで鼻の周りを覆うこと。
冷やすときは、保冷材などで直接冷やしたりします。
これはどちらがいいというのはなく、本当に症状や状態によってまちまちだと思います。
一概にどちらとは言い切れません。
直感で 今日はこっちだな ってわかる感じです。

とかいえ、さすがに何時間も立っていたらへばってしまうので、あきらめて断念。
布団には横になれないので(気道が詰まるので)、上半身を起こした状態で1晩を過ごしました。

体温が上がるとすぐに苦しくなるので、冷えピタをしながら、首元に大きな保冷剤を当てます。

途中気絶するように落ちるんですが(私の得意技は寝落ちという名の気絶とのことです)、すぐに自分の咳でたたき起こされます。

午前2時 から 4時ごろは、1日のうちで気道がいちばん不安定な状態になるため、ぜん息発作が起こりやすい時間帯と言われています。

そんなのを朝まで続けましたが、ひとまず朝7時頃になって、だいぶ症状が落ち着いてきました。
そして眠さの限界もあったので、寝落ちしています。
1時間ごとに目は冷めますが、それでも夜中に比べれば極楽です。

あとは夫に「気道が狭まっていつもの半分程度しか息吸えない」と愚痴をこぼしたところ、「吸えてるから大丈夫」と言われました。
吸えてるか吸えてないかで言うなら、その通りです。
吸えてなかったら死んでますから。

言いたかったのはそれではなく、いつもの半量程度しか呼吸できないから、常に息苦しいんだと伝えたかったのです。
結論としては全く伝わらなかったので、それは諦めました。

薬を服用しなかった結果

結論として、薬を服用しても変わらないかどうか

結果は 悪化 しました。
一番キツい夜を過ごしました。(高熱と相まって)

でも正直なところ、薬を服用しても完璧に効くわけではないので、症状を多少和らげる程度です。
そのため、薬を服用しないことで悪化したのか、服用していても悪化するほど悪かったのか、結論としては判断できかねるところです。

ただし、吸入ステロイド・吸入β2刺激薬合剤のシムビコートだけは即効性があるので、吸入していれば呼吸は楽になります。

多分咳のし過ぎでどこか切れたんでしょう。
痰に血が混じりだしました。

あとは前以上に痰が切れなくなりましたね。
地獄の死者をイメージしたかのような、野太い咳をしています。

詰まるくせに大量の鼻水が出てくるので、鼻かみ地獄です。
鼻かんでると、目じりから液体出てきます。
鼻かむな言われても、それは無理!
目をぎゅっとつむって、液体出ないように鼻をかみます。

あとは小発作がときおり起こります。
あとは少し広がっていた気管が、かなり狭まったように感じられます。

そしてあばら…あばら…肋骨が痛い…
これは毎度のことですが、咳が止まらないとあばらがやられます。
昔悪化した時に疲労骨折をやりましたが、まだ大丈夫。
大丈夫なんですが、肋骨が痛い…
ちなみに時折次女がやらかす(=笑わす)のですが、それもちょっとあばらが痛い…

そんな感じで、夜中寝れない間も頭は働いていたので、いろいろと考えていました。

まず、ぜんそく重症者であった場合でも、「吸入薬は使用しないほうがいい」というものなのか。
それって下手をすれば死ねといってるようなものですよね。
(言葉も悪く、極論すぎて申し訳ないのですが…)

2つ目、夫はよく体を痛めるので、貼り薬を使用しています。

飲み薬と貼り薬の違いは、吸収の方法だけであって、どちらも薬剤です。

口から吸収する飲み薬はNGで、皮膚から吸収する貼り薬はOKという理由は何なのでしょうか。

わが家に常備されているトクホンという貼り薬がありますが、こちらはサリチル酸メチル(肩こり・腰痛・筋肉痛などの痛みをやわらげる)、グリチルレチン酸(皮膚の炎症を抑える)・ビタミンE酢酸エステル(血行を促進する)という薬剤が使用されています。
もう薬やん!ってツッコミが入ります。

薬使わないのであれば、ヨモギの葉を使ったヨモギ湿布とか使えばよいのでは?

あとはネギ湿布か。

ばあちゃんの知恵袋、嫌いではありません。
好きな方ですね!

あとは冷えピタもよく使ってるなぁ。
わが家は常備している感じです。

薬を服用するときに重要と考えていること

自分で自分でツッコミをしてましたが、結論は出ていないので自分を放置します。

まぁ湿布薬は使ってるのが普通だしな、というのが結論に近かったです。
あとは使いたいときに適度に使えばいい、使うことで楽になるのであれば、使用するべき、といった感じです。
ぎっくり腰の人に、そのまま耐えろというのは酷な話です。

そこでもう一つ考えたのが、夫が服用薬を苦手としている理由です。

かなり昔ですが、薬が効きすぎてダウンするという話を聞きました。
最初は薬の副作用が出るのかと考えていましたが、使用するのを見ていて、一つのことに気付きました。

用法、用量を全然守っていなかった!

用量守らないで1日の服用分を1度に飲めば、そりゃ症状が強く出ますし、副作用も強く出るでしょう!
大人でありながら、きちんと用法、用量を守らない、これは自己責任です。

現にその後、こちらで管理して、1回分を渡して服用してもらったときは、気持ち悪くなったりなどはなかったようです。

本題に戻りますが、私が重要としていることは

  1. 医師から出された薬をそのまま飲まず、自身が成分、効能などを理解して服用する
  2. 副作用も理解した上で、必要なものだけを摂取する
  3. 自分に不必要なものは排除する
  4. 薬を飲まないで済むときは、なるべく服用しない

この4点です。

1番については、いろいろな出来事があったので、夫が不安、不審に思っている部分かもしれません。
医師嫌いですしね。
病院は行かない」が口癖です。
であれば、何のために保険料払ってんでしょう…ってツッコミが出てきますが、無限ツッコミになるのでこちらも放置します。

正直、言い方は悪いですが、なんでも薬出しておけばいいという医者もいらっしゃるように見受けられます。
そして、医師を信じ、処方されたものを疑わずに服用してしまう方もいらっしゃるかと思います。
これが大きいかもしれませんね。

3番に至っては、これが正解かはわかりません。
所詮素人判断ですからね。
でも、セカンドオピニオンという言葉があるように、素人であっても理解するための方法はいくらでも用意されていると思います。
薬に至っては、いまはインターネットで何でも情報が出てきます。

そして、ぜんそく治療が収まった今では、風邪をひくことが少ない娘、病院に連れていく機会はほとんどないです。
ないですが、

私は娘を医者に連れて行った時などは、途中でやめてもいい薬かどうか、必ず確認します。

私は不審に思った(直感でそう感じる)場合、その病院へは通いません。

カルテ?パソコンの画面?を見たまま患者を診ようとしない医者の元へも通いません。

あと何でもかんでも薬を出してばかりの医者の元へも通いません。

薬を毛嫌いしまくるとどうなるか

そもそもが薬の信者ではないので、服用しないで済むのであれば極力服用しないほうがよいと考えてます。

が、私の実の母親も極端な薬嫌いでした。
薬というか、嫌っているのはステロイド?

いや、薬とかだったんだろうな…

わが家はほぼ全員アレルギー体質なのですが、一番下の弟が重度のアトピーでした。

自分は一緒に暮らしていないので、話を聞いていただけなのですが、弟のアトピーがひどくなり出したのは小学生の時でした。
皮膚という皮膚がかなりガサガサになって、保湿なども追いつかなかったのでしょう。
一般的にアトピー治療といえば、皮膚科ではステロイドの塗り薬が処方されることがほとんどだったと思います。
母はそのステロイドを極端に嫌い、ほとんど使用しなかったようです。
そして、漢方治療の病院へ通い、それはそれは大変な色をした臭い漢方茶を煮出し、弟に飲ませてました。

弟、よく我慢して飲んでたな… と思います。
そこは褒めてあげたい。

当時私は20代だったと思います。
自身もちょうどぜんそくになり始めたころですね。

ステロイドを排除し、漢方茶を飲み続けた弟がどうなったかといいますと、結論としては成人をした今でも皮膚が分厚く、黒く、ガサガサになってしまっています。
長期間炎症が続き、掻くことを繰り返しているうちに、顔や首が黒っぽくなり、色素沈着を起こすのが原因です。

もちろん、ステロイド剤を使ったときもあるかもしれません。
しかし、言動はステロイドを嫌ったものばかりだったので、あまり使用していた感じはありませんでした。
仮に使っていたとしても、本人が保湿を怠ったりなどもあったかもしれません。
(小中学生では、自分でやるのにも限界があると思います)
あと、よくかきむしっていたと思います。

わが家のアトピー対策

その後、私にも長女、次女が生まれましたが、どちらも小児アトピーでした。
それほど重度ではありませんでしたが、夏のプールに入ると塩素で肌がやられてしまい、いつも首や胸元など、皮膚があれていました。

女の子なので、将来皮膚に残ってしまうのは避けたいと、それはもういろいろな方法を試しました。

皮膚科に行けば、もちろん当たり前のようにステロイドの塗り薬が処方されます。

ステロイドについては、塗布部位の皮膚萎縮、多毛、毛細血管拡張・赤ら顔、にきび、皮膚線条、皮膚感染症リスクの増加、口囲発疹など、副作用が心配されています。

しかし、即効性も認められますので、皮膚がとてもかゆくてかきむしってしまう時など、重要と感じるときもありました。

私の結論としては、無意識にかきむしってしまうほどひどい状態であれば、かゆさを緩和させるために一時的に使用し、かゆさが落ち着いたらすぐに使用を止め、通常の治療方法に戻すということでした。

ちなみにいろいろ模索をした結果、通常の治療は以下の方法でした。

一般的に使用される白色ワセリンは、石油から得た炭化水素類の混合物を脱色して精製したものです。

私は 間宮のアロエ軟膏 を使っていました。

Amazon で探す

 

成分として アロエ末、アロエ葉末、オリーブ油、ラノリン、ワセリン、トウモロコシデンプン となっていたので、他の成分も含まれているのも一つの理由です。
そして、有用率、副作用の観点から、白色ワセリンと優劣比較して高いと情報があったのもひとつの理由です。
あとは、私がよくケガをしたり火傷をしたりしていましたが、アロエ軟膏塗るとちゃんと治っていたのも理由ですね。

もっと欲を言えば、ワセリン以外のものを使用したかったのですが、保湿力も重要ですからね。
ひとまず石油由来云々… の話は置いておきます。

ここまで書くと小林製薬の回し者みたいになってきました。
昔のアロエ軟膏はもっと透き通った色をしていたと思うのですが、気付いた頃には現状のどす緑色の商品になっていました。

本題に戻りますが、娘が入浴した後、アトピー症状が出ている部分にアロエ軟膏をたっぷり塗り、衣類や枕に付着しないよう、ガーゼでしっかりと覆いました。

けっこう広範囲で症状が出ていたので、はたから見ると首など、大けがをしているようにしか見えませんでした。

そのまま1晩経ちますと、カサついている部分が十分に保湿されています。
朝になったらガーゼを剥がし、ベタついている部分を拭き取り、そのまま学校に行かせます。
この状態で、だいぶかゆさは落ち着くようでした。
やはり乾燥が一番のかゆみのもとですね。

学校では夏プールに入ります。

悪化しないためにはプールに入らなければよかったのですが、プールが大好きだった娘たちは入りたいというので、意思を尊重しました。
プールが大嫌いだった自分からすれば、なんでそんなにプールに入りたがるのか意味不明でしたが、体育とかも好きだったんでしょうね。

プールの直後は、小学生の子でも自分でサッと塗れるよう、スティックタイプの無添加の保湿剤を用意し、自分で塗ってもらいました。
こちらは効力は高くないので、一時的な保湿剤といった感じです。

馬油を買ったこともありますが、「クサイ!!」という理由で拒絶されましたので、馬油は除外しました。

ここまでは長女、次女共に行っていたのですが、次女の時には食事成分のことを学び、別の方法も取り入れました。
それは 小麦を排除する ということでした。
元から添加物は摂取しない方向性だったのですが、次女が小学生の時に仕事で グルテン耐性(グルテン不耐症)について学ぶ機会がありました。

グルテン過敏症であると、腸にガスが溜まりやすくなり、腸での炎症を起こす原因になっているといわれます。
またグルテンが含まれる食材を食べるとすぐにガスが出たり、お腹が緩くなったりするそうです。
その他、胃や腸の膨満感、お腹のゴロゴロ、逆流性食道炎、腹痛、下痢、便秘、貧血、関節炎、低血糖、口内炎、じんましん、吐き気、手足のしびれなど、他にもいろいろな症状があるようです。

驚くことに私はまったくグルテン過敏ではなく、いくら摂取しても問題ない(体重などは増えますがね…)グルテンエンドレス摂取可能な体質だったのですが、夫と次女はグルテン過敏症でした。
そこで、保湿処置は通常通り行いながら、グルテンを控えるという対応をしました。

パン、麺などは接種せず、お米中心の生活を送る ということですね。

これが正解だったようで、保湿対策のみだった時と比べると、皮膚の状態が格段と早く治りました。
(ガスもわかるほどに減ってましたね!)

当時私は娘の肌の様子を写真に撮り、その時にグルテンのことを教えてくださった先生に報告資料として挙げたりしました。
資料が見つかればこちらにも掲載したいところです。

どこが前置きかわからない状態になりましたが、結論として、アトピーであっても、ステロイドが悪だと決めつけず、でも極力使用しない方向で治療することは可能だということです。

そして、思い込みをなくし、様々な方向から考えることで、改善することも可能だということです。

このグルテンを控える方法は、長女の時に知りたかったです。
そうしたらもっと早くにかゆみと離れられたと思うので。
無知だったのが悔やまれます。

もちろん、小麦(グルテン)だけが原因ではありません。
その他にもいろいろな要因があると思うので、食生活をはじめ、いろいろな観点で生活を見直すのが解決の糸口なのではないかと考えています。

暴走しすぎて、何を書きたいかわからなくなってきました。

思い出してみますと、私が夜中に感じたこと。

薬を使用しないという決断は、時に悲劇を生むのでは?

今回はぜんそく程度だったのでこの程度で済んでますが、重篤な病気であったりした場合、投薬治療がなければ命にかかわると言われた場合でも、「薬は接種しないほうがいい」というのか?と思ったことです。

わが家は、それなりに身近な家族とのお別れを経験しているので、命の大切さ、重要さはある程度感じていると思っています。

極論ですが、夫婦ともに同じ考えで、薬を服用しないという考えであれば、それはそれで一つの生き方、選択です。
間違いではありません。
でも、両者が異なる考えであった場合はどうするのか。

ときおり夫がこんなことを口走ります。

  • 病気になったら受け入れる。
  • 病院へは行かない。
  • そのままその時が来るのを待つ。

申し訳ないのですが、これを聞かされるたびに私は腹が立っています。

一方は生きてほしいと考えていて、一方は薬は飲まずに現状を受け入れる というような考え方であった場合。
生きられる方法があるのにそれを選択しないというのは、家族として少し無責任でないかと感じています。
家族であれば、残された側の気持ちもわかるのではないですか?
完治できる方法を選ばないのであれば、家族は持たず、一人でいればいいのでは?とさえ思ってしまいます。
(ひどい言葉で申し訳ないですが)

いや、わが家が現状そんな状態になっているのではないのですが、夜どうやったって眠れなかったので、そんなことを考えてました。
もはや思い出し悩みですね。

ひとまず、夫がそのような極限の状態に陥ったとき、病院行くことを拒否したら、とりあえずなんか方法を考えて気絶でもさせて、病院連れていきます。
そして、薬を断固拒否したら、喉元に腕突っ込んででも無理矢理飲ませます。
(個人の意思尊重はどこ行った、という感じですが…)

まぁちょっと極論でしたが、できることは全部やって、生存してもらう方法を私は選択します。

結論

結論として、何が書きたかったのか忘れてしまいました…

多分ですけど、こんな考え方をする人間もいるので、同じように悩んでいる方がいらっしゃったら、一つの情報として見ていただければいいかな、って感じです。

私は医学もなにも、ただの素人です。

書いていることは素人判断ですので、私の書いていることは決して信用せず、必ず疑って考えてください。

きちんとお調べいただいたほうが安心です。

そして、薬を服用しなくなって2日目、結局咳と鼻がひどくて夜眠れないので一晩中起きてましたが、朝になって症状が落ち着いてきました。
お茶飲んだり、アイス食べて体を冷やしたり、冷えているキッチンでウロウロしたり、玄関ウロウロしたりと、おそらく挙動不審である行動も落ち着きました。
やはり深夜 1 ~ 5時くらいが一番症状としてツラいですね。

結論としては、私の現状では、

症状によっては薬を服用することで多少なりとも改善され、睡眠の質を上げられる。

薬に頼り切るのではなく、民間療法、食事療法などで改善の見込みがるのであれば、そちらも利用する。

効果が出るまでには時間を要するため、急いでいるとき、つらいときは適度に必要な薬を利用する。

そんな感じでしょうか。

そして夫に対してですが、怒りとか、そういうものはありません。
家族と言え、いろいろな考え方があるのですから。
あとは、私が一週間以上ダウンしており、家事ができなくなっていたので、疲れも溜まっていたのだと思います。
申し訳ない限りです。
多分風邪を移してしまっているかもしれないですし。

そんな感じで、怒りによる書き殴りではなく、理解不足による整理のための書き殴りだったように思えてきました。

内容をとりまとめきれず申し訳ございませんが、暴走したまま、薬の使用方法による私の解釈を書かせていただきました。


家人 (かじん)について
「けにん:家につかえる者。家来。」という意味ではなく、「かじん:家の者。」という意味で使用しておりましたが、気になるとの話を受けましたため「夫」に変更させていただきました。

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