シラカンバ簪

シラカンバの削り出し簪(かんざし)の作り方

俺
コンニチワ~~~~~sayabo54です。

白樺」って「シラカバ」と読みますよね?

実は「シラカンバ」と読むのが正しいそうです。

これって千昌夫の「北国の春」の影響だと、思いますがどう思われますか?
…って古すぎます🤣

白樺と言えば、北海道で見た白樺林の景色を思い浮かべます。

長野県などでも標高が高い場所になると、けっこう白樺が観れますよね?

あの白い樹皮が、とても綺麗で大好きな樹木の一つです。

この白樺(シラカンバ)のを使った削り出し簪(かんざし)の作り方を説明します。

はじめに

昔は簪(かんざし)を木から作っていました。

なんと、歴史は古く縄文時代には、髪に挿す魔除けとしてすでに存在していたそうです。

近代では、簪のほとんどが金属製の軸に綺麗な飾りのついたものとなります。

稀に漆塗りの本格的な簪(かんざし)も見かけますが、お値段も相応となりますね。

漆塗りほど本格的ではありませんが、木製の削り出し簪(かんざし)は1本1本が異なるため、世界で1つの趣(おもむき)のあるものを作ることができます。

特に白樺(シラカンバ)は材質が固く、丈夫で白木と見た目も美しいことから、簪(かんざし)の軸作りに向いています。

材料・準備

簪(かんざし)の軸となる白樺(シラカンバ)の枝、またはツゲホオノキなどお好きな木材でどうぞ。

なるべく硬質の木材を選択してください。

  • 木材の長さを調整するための糸ノコギリ
  • 削り出し用のナイフ
  • 仕上げ用の紙ヤスリ 80 番 ~ 400 番
  • 私は光沢を出すために 4000 番くらいまで使います。
  • 仕上げ用のクルミオイル(ウォールナットオイル)食用可
  • 台座(装飾用取付金具)はお好みで

選定

木の枝の選び方、前提として乾燥している木材でなければなりません。

節(フシ)が多いと削り出しも大変ですが、文様としては面白いと思います。

枝の太さは、直径で約 10 ㎜ 前後が望ましいです。

直径 5 ㎜ ほどでも制作可能です。

蛇足ですが、木工の場合、長さの単位は通常 mm(ミリ)で表します。

cm(センチメートル)の単位が混じると紛らわしく、間違いやすいからだそうです。

なので暗黙として、単位は mm(ミリ)が使われます。

長さ調整

長さを整えるために糸ノコギリなどで枝を切断します。

枝の長さ

120 ㎜ ~ 150 ㎜ くらいの長さに切り分けます。

樹皮を削る

樹皮をナイフで削っていきます。

樹皮削り出し

木材の芯を残して、なるべく樹皮の部分を削り落します。

樹皮を柄の部分などをあえて残すのは、ありだと思います。

粗削り

今回は樹皮を全て削りました。

研磨

研磨の前に粗削りとして、簪の軸先を作ります。

軸先

ポイントは尖り過ぎず、丸過ぎず、滑らかな軸先が理想です。

それではサンドペーパーで研磨しましょう!

軸を指先で触ってみて、ゴツゴツ残るような表面なら 80 番から、引っ掛かりが少ないようであれば 120 番から、研磨していきましょう。

120番

120 番での研磨を終えた状態です。

これだけでもだいぶ簪らしくなりましたね。

次は番手を約倍の数になるように 240 番で磨きましょう。

終わりましたら順番に 400 番で磨きましょう。

400 番で磨き終えた状態でも十分かもしれません

一般的な木工作品は、この番手くらいまで磨いて、後はニスや塗装、漆塗りなどで表面を保護します。

私は、こだわりで 1000 番、2000 番、4000 番まで磨きあげます。

2000 番あたりから何も塗装していない木材なのに光沢を放ち始めます。

4000番

4000 番での研磨後です。

解りやすくするために背景を黒にしました。

表面が白く光りを放っている状態になります。

軸先

軸先をズームします。

髪に直接、触れる部分なので滑らかに、掛かりが無いように仕上げます。

私は、木の杢目(もくめ)や枝の跡となる節目(フシメ)などは、その木の「」と感じて良しとします。

自然のままに近い状態が好きです。

ここまでで簪(かんざし)の軸としては十分なのですが、更に軸の仕上げを施します。

オイル漬け

ニスや塗装も綺麗なのですがナチュラル感を残したいと思います。

そこでクルミオイル(ウォールナットオイル)を使用します。

よいところ

  • クルミオイルは、揮発性で凝固するので塗装後、乾燥すると木材が丈夫になる。
  • 色が無色透明に近いので木材本来の色がわかる。
  • オイルがきめ細かく滑らかなので仕上がりも掛かりが無い。

ということで木材の表面保護には、ベストなオイルとなります。

クルミオイル漬け

ジップロックなどへオイルと一緒に簪(かんざし)の軸を入れて漬け込みます。

数時間で表面には、染み込むので取り出してもよいです。

私は 1 ~ 2 日間、漬け込みます。

なるべく芯まで染み込むようにしています。

乾燥

クルミオイルに漬け込んでから乾燥させます。

キッチンペーパーで余分な油をよく拭き取ってから更に 1 ~ 2 日間ほど風通しのよい日陰で乾燥させます。

シラカンバ簪の軸

写真をクリックして拡大すると軸の先の方など、光輝いているのがわかると思います。

シラカンバ簪の軸としては、これで完成です。

シラカンバ簪
カツラ

軸のお尻に「カツラ」などを取り付けて装飾を施します。

一本の簪を作るのに以外と手が込んでるでしょ?w

それでは!(‘◇’)ゞ

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