先日開催された「HandMade In Japan Fes’ 2024 Winter」の当 Sayabo ブースにてお会いした皆様へ改めてありがとうございました。
当日の会場では、事前の予告なく先行販売という形式で新商品を発表させていただきました。
多くの方々からご購入、ご意見をいただきこの場を借りて感謝申し上げます。🙏
新しいことへのチャレンジとしてテーマがありましたので会場での試食時に「はじめてこんな商品をみました」「想像と違いとても美味しい」「仲間へもお土産に買っていきます」などなど驚きや嬉しい声を数多くいただくことができました。😊
特に驚きの声を多くいただいたのが次に紹介させていただく「Beerty(びあてぃ)」シリーズです。
Beerty(びあてぃ)とは?
簡単に説明するとビールの製造過程で作られる「モルト(麦芽)」をお湯に浸して「ホップ」を足した「麦汁」となります。
本来は、この「麦汁」に「イースト(酵母)」を足して糖分を発酵させ、アルコール飲料にしたものが「ビール(ビア)」と生まれ変わります。
「麦汁」は、ビールの味の決め手となります。裏を返せば「麦汁」こそビールの味と言っても過言では、ありません。※それは、違うと先達のマイスターに怒られそうですが…🤣
常日頃の晩酌に「Sayabo」は、ビール(Beer)やワイン(Wine)、果実酒などを好んで嗜んでおります。😄
将来、クラフトビールのブルワリー(brewery)を開きたいと夢見ています。
そんなビール好きの私達が普段からいつでもビールを楽しめないか?と考えたのがこの「Beerty」シリーズです。
日本では、仕事や車の運転などが日常にあるとアルコール飲料を口にできる時間が限られます。
昨今、流行りのノンアルコール飲料に乗っかろうと思い立ち作ってみたのがこの「ティーバッグ方式」による「Beerty」シリーズとなります。
ビールへ限りなく近づけたティーということから「Beerty(びあてぃ)」と名付けました。
原材料
Beerty(びあてぃ)
原材料:ホップ、モルト
Beertyシリーズの第一弾「Basic(ベーシック)」では、原材料をシンプルにホップとそれぞれのモルトに絞りました。
なので、この「Beerty – Basic」は、砂糖や香料、他の原材料は、一切添加しておりません。
今回は、摘みたてをそのままに乾燥(Dry)させたホップ(Hop)と同じく乾燥して粉砕した各種モルト(麦芽)のみを使用しました。
Beertyシリーズの第一弾で使用しているホップは、カスケード(Cascade)という品種です。グレープフルーツや花の香りを連想し苦みとのバランスがとてもよいです。
このシンプルな組み合わせの中から「Sayabo」にて何度も組み合わせを試飲して選抜したのが次の6種類のモルト(麦芽)です。
ピルスナー モルト(Pilsner Malt):世界的に定番のモルトです。ピルスナースタイルのビールに用いられます。スッキリとした軽い甘みを感じます。黄金色になることが特徴です。ラガービールにも使用されます。ホップは、本来ザーツ種と組み合わされます。
スモークド モルト(Smoked Malt):IREKS社のスペシャルモルトです。主にエールやラガーのビールに用いられます。スモークハムのような芳醇な香りがします。甘みもあります。
サワー モルト(Sour Malt):IREKS社のスペシャルモルトである天然乳酸を含んだ麦芽です。全タイプのビールに用いられます。乳酸菌の酸味が爽やかさの風味を醸し出します。ハイビスカスのような酸味です。
ライ モルト(Rye Malt):IREKS社のスペシャルモルトであるライ麦麦芽です。主にライビールに用いられます。スッキリとしたキャラメルのような甘みを感じます。なめらかな口当たりと芳醇なパンの香りがします。
アロマ モルト(Aroma Malt):IREKS社のスペシャルモルトであるキルンドライ麦芽です。主にダークビールに用いられます。コクと深みが感じられます。焙煎されていませんがモルトの芳醇な香りと色が引き立ちます。
チョコレート モルト(Chocolate Malt):IREKS社のスペシャルモルトである焙煎された大麦麦芽です。主に黒ビールに用いられます。チョコレートやコーヒーを連想させる香りと色です。
各モルトの違いをお楽しみいただけたらと思います。
【Beertyのご購入は、こちらからどうぞ】

Malty(もるてぃ)
ホップ(Hop)が苦手もしくは、純粋にモルト(Malt)の風味だけを楽しみたい方向けに「Beerty」と並行して「Malty」を用意させていただきました。😊
よろしければ「Beerty」と「Malty」で同じモルトを使用しておりますのでホップの有り無しの違いを飲み比べて確かめてみてください。
原材料:モルト
「Malty」は、「Beerty」からシンプルにホップを取り除いた風味となります。
「Malty(もるてぃ)」に含まれるモルトは、増量されています。😍
【Maltyのご購入は、こちらからどうぞ】

楽しみ方
オススメの入れ方
Sayabo オススメの美味しい「Beerty」の入れ方を紹介します。
パッケージの裏面に食品表示ラベルへ記載してある内容の手順です。
3.3 ~ 5分ほど浸出します。軽い風味が好みの方は、3分ほどです。濃い目の風味が好みの方は、5分を目安にしてください。
4.煎出は、3 ~ 5回ほど楽しめます。
5.お好みで砂糖やレモン汁など添加してください。冷やしても美味しくいただけます。
番外編の入れ方
よりビールの製造工程に近い方法での楽しみ方も紹介します。
【注意事項】:番外編で入れた「Beerty(びあてぃ)」へ「酵母(イースト)」を添加すると発酵が始まり糖がアルコールへと変わります。酒税法では、免許を取得していない人がアルコール度数1%以上のお酒を製造することを禁止しています。これに違反した場合、酒税法第54条により10年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられます。免許の無い方が、このタイミングで「酵母」を添加した場合は、アルコール度数が1%以上にならないように注意してください。ノンアルコールで楽しみましょう!🤣
モルトの糖化を進めるために約65℃のお湯を注ぎます。
時短で熱湯 7 に対して 3 割ほどの常温水で約60 ~ 70℃のお湯となります。
3.ポットを保温した状態で 1時間ほど室内で放置して抽出とモルトの糖化を進めます。
ホップの香りが浸透し風味がマイルドになります。やさしい甘さを感じることができます。
もちろん冷やしてアイス「Beerty」としても楽しんでいただけます。
「Beerty」シリーズは、お酒では、ありません。カフェインも含んでおりません。いつでも楽しんでいただくことができます。
モルトは、多くの栄養素を含んでいます。
ホップは、リラックス、抗ストレス、睡眠作用、食欲増進などの効果があるとされています。
楽しみ方に決まりは、一切ありません。お子様からご年配まで色々な楽しみ方を探索してみてください。
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おわりに
ここ日本では、「とりあえずビール!」なんて一括りにした掛け声もありますが、ビールは、とても奥深く無限の広がりや可能性を含む飲み物です。
作り手の思いで大手ビールメーカーから町のマイクロブルワリーまで原材料の組み合わせと製造工程の違いや工夫で多くの傑作ビールが生み出されてます。
日本や世界のビールを可能な限りご一緒に楽しみましょう!
「Beerty」を知ることで風味の違いを楽しめるきっかけになれば幸いです。
皆様も是非、色々な方法でお楽しみください。ご意見、感想などありましたら是非、お願いします。
「Malty」「Beerty」の原材料に関して
以下の安全基準の認証で製造された「モルト(麦芽)」のみを使用しております。
HACCP concept
FSSC 22000
ISO 9001
ISO 50001
Organic(DE-ÖKO-001)
それでは、また!😊
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