鈴の付け方 手順 5

糸切りバサミの滑り止めの付け方 その2

さや坊

sayaboのさや坊です。

糸切りバサミの滑り止めの付け方 その1 に続きまして、滑り止めの付け方をご紹介いたします。

糸切りバサミに滑り止めを付ける

ひも(コード)の準備

さて、鋼材のままでは握りづらいので、滑り止めを付けようと思います。
滑り止めに向いているひも(コード)は

  • つるつるしていないもの
  • 太すぎないもの
  • 切れにくいもの

が良いかと思います。

今回次女用には、麻に金糸が入ったひもを使うことにしました。

後述しますが、鈴や飾りなどを付ける場合は、30 ~ 50 cm ほどのひもをカットし、分けておいてください。

また、巻き終わりのひもの処理のため、15 ~ 20 cm ほどのひもを別に準備しておくと、処理がしやすいです。
※麻ひもなどは引っかかりやすいため、つるつるした、化繊でできたひもを使うと、滑りやすく、引っ張ることができると思います。

麻+金糸のコード
金糸入り麻混合コード

巻き始めの処理

手順 1
5cmほど、ひもを柄(え)の部分に沿わせ、一緒に巻いていきます。

滑り止めの付け方 手順 1
手順 1

手順 2
ひもがたるまないよう、きつめに巻いていきます。

滑り止めの付け方 手順 2
手順 2

手順 3
隙間が空かないよう、詰めながら巻いてください。

滑り止めの付け方 手順 3
手順 3

鈴などの飾りをつける場合

手順の写真には写っていませんが、鈴や飾りなどを付ける場合、別に用意しておいた30cmほどのひもを、糸切りバサミの曲がっている部分のひと巻きに通しておきます。

鈴などを付ける場合
鈴などを付ける場合

巻き終わりの準備

手順 4
反対側まで巻けてきました。
そろそろ巻き終わりのひもの準備をします。

巻き終わりまで 3 cmほどのところにきましたら、巻き終わり用に準備しておきましたひもを半分に折り、写真のように巻き込みます。

後ほどひもを通すため、頭の輪は 2cm ほど、頭を出しておいてください。

滑り止めの付け方 手順 4
手順 4

手順 5 ・ 6
そのまま柄の終わりまで巻き続けます。

滑り止めの付け方 手順 5
手順 5
滑り止めの付け方 手順 6
手順 6

手順 7
柄の終わりまで巻き終わりました。
作業を中断する場合、写真のようにクリップで挟んでおきますと、ひもがゆるむことがなく、作業を続行できます。

滑り止めの付け方 手順 7
手順 7

巻き終わりの処理

手順 8
巻き終わりの処理を行います。
糸切りバサミの本体(柄の部分)に巻いていたひもは、15cm ほどを残し、カットしてください。

滑り止めの付け方 手順 8
手順 8

手順 9
別に挟んでおきましたひもの輪の部分に、先ほどカットしたひもの先を入れます。

滑り止めの付け方 手順 9
手順 9

手順 10
別に挟んでおきましたひもの先(輪になっていない側)を引っ張ります。

滑り止めの付け方 手順 10
手順 10

手順 11
ひもによっては、強く引っ張りすぎるとひもが切れますので、注意してください。
また、麻が含まれたひもなどは滑らないため、引っ張りにくいです。
その場合、根性で引っ張ってみてください。

※根性論はいかがなものかと思いましたので、修正させていただきます。

つるつるした、化繊でできたひもを使うと、滑りやすく、引っ張ることができると思います。

滑り止めの付け方 手順 11
手順 11

手順 12
巻き終わりの部分がゆるまず、きれいに引っ張れましたら完了です、
飛び出しているひもは、適宜カットしてください。

滑り止めの付け方 手順 12
手順 12

これで、糸切りバサミを使用しても手が疲れない、滑り止めの完成です。

お気に入りのひもを使えば、自分だけのオリジナル糸切りバサミですね!
お疲れさまでした!

余談ではございますが、自分用の糸切りバサミはこのような滑り止めを施しました。
かんざしのフリンジなどでも使用している、お気に入りのひもを使っています。

さや坊用 糸切りバサミの滑り止め
さや坊用 糸切りバサミの滑り止め

根付の結び方に続きます!

糸切りバサミへの鈴の付け方 はこちらから。

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