今回は、オーガニックコットンを種子から育ててみたいと思います。(/・ω・)/
オーガニックコットンの種子は、化学肥料や殺虫剤を使わないことは、もちろんですが、なによりも大切なことがあります。
それは、生産者の負担にならないこと。
薬害や労働対価、生活環境、健康を含めてよりより環境を広めていくことが大切だと思います。
オーガニックコットンを広めていくということは、人にやさしく地球にもやさしいということです。
最近では、自家製オーガニックコットンで収穫後、綿棒を作って使っている方などもいます。
是非、皆さんもチャレンジしてみてください。
前置きが長くなりましたがそれでは、オーガニックコットンを種子から育ててみましょう。
綿の品種
綿は、総称です。
コットン、木綿(アオイ科ワタ属)の種子の周りに綿毛が生えます。
これを繊維として広く利用されています。
詳細については、オーガニックコットンについてを参照してください。
ちなみに sayabo は、NOC 日本オーガニックコットン流通機構の賛助会員です。
種まきの時期
種まきの時期について、暖かく感じる5月から6月にかけて梅雨の時期に入る前が最適な種まきのシーズンです。
種まきの準備

オーガニックコットンの種子(綿毛が付着している状態)

オーガニックコットンの種子(綿毛がない状態)
種まきの前に吸水を促すため、種子を一晩、水に浸しておきます。

今回は、種子の周りの繊維が付着した状態の種子と繊維がない種子の両方で発芽の違いがあるのか実験してみます。
発芽ポットは、必須でありません。
あれば使用をお勧めします。
地植えでも、もちろん問題は、ありませんが発芽は、綿なのか他の種子なのかわからなくなることがありますのでご注意ください。
用土
用土の配合です。
いうまでもなくオーガニックコットンなので化学肥料や殺虫剤などは、使用しません。
軽石は、発芽ポットの底石として敷きます。
綿の種子は、弱アルカリ性を好むということなので苦土石灰を少量だけ混ぜるのも良しです。
もしくは、発芽するまでミネラルを含んだ水を与える。
種まき

発芽率は、高いので 1 ~ 3 粒ほどを各ポットに入れていきます。
コットンは、日なたが大好きです。
なるべく日当たりの良い環境で育てましょう。
今回は、ここまでです。
次号、オーガニックコットンの発芽をご報告させていただきます。





