わが家では、アボカドディップが美味しいので、よく作って食べてます。
ちなみにアボカドディップのレシピは、アボカド1に対してKiriのクリームチーズ1個、ツナ缶1、マヨネーズとレモン汁を大さじ1、塩コショウ少々です。w
残ったアボカドの種を見ていたら発芽に挑戦してみたくなりました。w
鉢植えで用土でも発芽するそうなんですが、室内の狭き場所の都合もありまして、小さな容器でできる水耕栽培にしました。
早速、アボカドについて調べていくと...奥深~~~い沼にハマります!?
水耕栽培
前編は、アボカド種子の水耕栽培による発芽方法について
品種について
今まで普段、食べているアボカド(実)って、いつも同じような見た目なのでアボカドの品種は、単一種なのかな?と思ってました。
あながち間違ってないというか、日本で流通しているアボカドの品種は、ほぼ全てハス種のアボカド(学名:Persea americana ‘Hass’ 和名:鰐梨)とのことです。
なのですが、世界には、なんと 1,000 種 以上のアボカドの品種(ひんしゅ)があるそうです。
アボカドは、花のつき方や実のなり方が特徴的(開花タイプがAとか結実は、隔年とか)で詳しくは、ここで述べませんが通常では、結実しにくいとのことです。
なので発芽したら薄いグリーンの葉っぱを観葉植物として楽しみたいと思います。
水耕栽培に必要な材料
それでは、以下の材料をそろえましょう!
食べた後のアボカドの実の中にある種(タネ)をお好きなだけ
水耕栽培で種を固定する爪楊枝(つまようじ)を一つの種につき3本
種より一回り大きな器を一つの種につき1個
これだけです。
種の前処理
使用まえにアボカドの種は、果肉をよく落として種のまわりのヌメリもよく洗い流しましょう!
スポンジでこすりながら洗うとヌメリも取れます。
どうしてもヌメリが取れない場合は、中性の食器洗剤で洗いましょう
爪楊枝(ツマヨウジ)で固定する
種子の上部は、尖った方です。※尖った方を上にして栽培します。
種子の上部を上にして上部から3分の1ほどのところに爪楊枝を3方向から種に挿します。
種の皮を超えて胚へ刺さっても問題ありません。
アボカドの水耕栽培
容器の上に爪楊枝を渡してバランスを取りながら種子を配置します。
最後に種子の下から3分の1ほどのところが浸るまで水を入れて完成です。
なんか可愛らしいですね!w
アボカドを調べていると健康に良いとか環境に悪いだとか色々、言われているようですが、人間の勝手な都合でアボカドに罪があるわけではありません。
これからも美味しく楽しくアボカドを楽しめたらと思います。
追記:記事の「事後報告」も確認してください。
ラベル(fruit stickers)
後編というか番外編?になりますがアボカドおよび海外フルーツのもう一つの楽しみ方があります。
実は、これも今まであまり気にも留めなかったのですがアボカドに貼られているラベルがありますよね?
気になったので調べてみるとあることに気づかされます。
アボカドのラベルの意味
今回の種子は、このラベルが貼られたアボカドのものを使用しています。
よく見てみると色々な情報やデザイン性があることがわかります。
PLU コード
このラベルの真ん中あたりに書かれている番号「4046」には、意味があります。
「PLU コード」と言いまして海外から輸入されているフルーツなどにもこの番号が書かれているラベルが貼られています。
番号によって識別されます。
#4046 は、ハス種アボカド(Persea americana ‘Hass’)の品種でサイズも意味しています。
#4046:5oz(オンス)なので約 140g(グラム)までの Small / Medium(スモール・ミディアム)サイズ
なので先ほどラベルの場合、アボカドの品種、サイズ、メキシコ産、DG Fresh Avocado が生産者などが読み取れます。
ちなみに
#4225:8oz ~ 10oz の Large(ラージ)サイズ
#4770:10oz ~ 15oz の Extra Large(エキストラ ラージ)サイズ
となりまして
番号の頭に 9 が付くと「オーガニック(有機栽培)」を意味します。
#94046、#94225、#94770 となります。
「PLU コード」は、スーパーマーケットなどの POS システムといいまして要は、レジのシステムで PLU コードが管理されたりしています。
アボカドに限らず他の輸入フルーツ(バナナなど)にも貼られていると思われますので調べてみてください。
検索先:PLU Codes Search
「PLU コード」の意味がわかるとその番号を見て商品が何なのかわかるという仕組みです。
「PLU コード」の他に「EMP」番号など記載されている場合があります。
「EMP」は、生産者さんや梱包屋さんなどを表しているそうなんですが詳しい情報は、得られませんでした。
それだけじゃないフルーツラベル
このラベルには、さらに楽しみ方があります!
海外では、このフルーツに貼られたラベルを「Fruit sticker(フルーツ・ステッカー)」と呼んでいて、収集されている方がおられます。
また、収集家の間でトレード交換などできるWebサイトも存在していて情報交換などできるコミュニティとなっています。
「Fruit sticker(フルーツ・ステッカー)」収集家のWebサイト:https://colnect.com/en/fruit_stickers
このような情報サイトには、日本で見たこともない綺麗なラベルや可愛いラベル、面白いラベルなど様々なデザインが存在します。
収集するだけでなくアートにしたりシャツにプリント?したりと楽しまれています。
マーケティングなどにも活用されてるようです。
ディズニーキャラクターとタイアップしている「fruit sticker」やオリジナルのキャラクターデザインでブランディングしているラベルなど効果も期待できるようです。
日本では、あまり馴染みのない世界観ですが、日本の農産物も是非、「Fruit sticker」を活用されてみては、如何でしょうか?
それではマタ
事後報告
追伸:2023年03月25日
この子は、あれから約4カ月が経ちました。
種は、腐らないけど、とくに動きが無く放置しておりました。
ふと、昨日に様子を見てみると種が割れているでは、ないですか!
そうなんです。発根しました。😍😍😍
冬の間は、休眠だったのかな?
この子より後に水耕したのは、約1ヶ月で発根しはじめております。
あっ!ちなみに種子の茶色い薄皮は、最初に剥きましょう!
それと水耕栽培での発芽発根を紹介しておきながら誠に恐縮でございますが、
ジップロックやプラタッパーなどで密閉して加湿する方法が楽です。スミマセン💦
水耕栽培のままだと根が弱いとのことなので用土へ鉢上げします。
こんな感じw😊
Sayabo流のアボカド用土の配合
- 赤玉土:2
- 鹿沼土:4
- 腐葉土:2
- ベラボン:1
- 軽石:1
- パーライト:1
赤玉は、硬質のもので根の状態にあわせて小粒を使用しました。
アボカドは、弱酸性を好むそうなので鹿沼土の小粒をやや多めにしました。
有機質の補給に腐葉土とベラボンを配合しました。
水はけをよくするために軽石とパーライト(黒曜石)を配合しました。
その他、用土の元肥(もとごえ)としてマグァンプK中粒を混ぜてます。
また、進展がありましたら報告させていただきます。
デワ👻