こんにちは~
sayabo のさや坊でございます~
以前あんずにつきましては
【sayaboが作ってる】あんずジャムの作り方・レシピ
でご紹介しましたが、この時一緒にあんず酒を作っておりました。
漬けたばかりでは変化が見られませんので、約 1 か月半経過した現在、ご報告を兼ねてお伝えしたいと思います。
※記載日:2018年
さて、さや坊は果実酒が大好きです。
20 ~ 30 代の頃、レモン酒・梅酒・あんず酒・いちご酒などを漬けては飲んでおりました。
が、ご想像の通り、瓶が邪魔です(笑)
4L 瓶 × 4本 ですからね…
梅酒に至っては、通常の梅酒・はちみつ梅酒・黒糖梅酒など3種ほどを漬けた時期もありました。
これに梅干し・シロップ類を漬けておりましたので、総勢 10 本ほどの 4L 瓶が鎮座していたのです。
邪魔ですよね(笑)
※記憶をたどってみますと、おそらく 4L 瓶ではなく 6L 瓶とかでした
ということで、断捨離も兼ねて一度瓶は処分し、現在は4L瓶×2本でやりくりしてます。
足りないけどね…(足りないのです)
さや坊が使っているのは、こちらの 4L 瓶です。
最近オシャレな容器も増えてますが、4Lだとかなりの重量になります。
取っ手はしっかりしているもののほうが、長くお使いいただけるかと思います。
さて、お話が少し逸れました。
実はここ数年果実酒は作っておらず、毎年梅干しでした(笑)
しかし、まだ梅干しは残っておりますので、今年は 1 年お休みとし、あんず酒を作りました。
梅酒も漬けたかったけど、瓶がね…
さて、あんず酒のレシピです。
たいしたレシピではありませんが、sayaboの果実酒は甘さが控えめです。
シンプルイズベスト!
素材の味を楽しむ派です。

あんず酒の作り方
4L 瓶で作ります!
2L 瓶などの場合は、そのまま半量にしてください。
- あんず:2kg
- 氷砂糖:400g
- ホワイトリカー:1.8L(1.8Lパックを丸々使います)
氷砂糖の分量ですが、
甘さ控えめがお好きな方 … 氷砂糖:400g
スッキリとした甘さがお好きな方 … 氷砂糖:600g
ガツンとした甘さがお好きな方 … 氷砂糖:800g
と、お好きな量で調整してみてください。
4L 瓶ですと、1.8 Lパック 1 本分で作れるので、軽量いらずでラクチンです。
いろいろな焼酎で漬けてもみましたが、安心できるのはホワイトリカーでしょうか。
焼酎や日本酒でも漬けられますが、香りが果実の邪魔をしてしまうこともあります。
また、アルコール度数は 35 %以上であることをおススメします。
アルコール度数が 35 %以上あることで、果実成分の浸出を早めると同時に、保存性も高めます。
長期保存される方は、アルコール度数の高いもので漬けるようにしてください。
また、砂糖やグラニュー糖などで漬けられる方もいらっしゃいますが、さや坊は氷砂糖で漬けたものが好きです。
氷砂糖は純度が高いため、保存にも向いてますね。
(もちろん黒糖で作ったものは味わい深くて美味しいです!)
<長期保存をしたい場合>
- 氷砂糖
<比較的早めに飲む場合>
- 白砂糖
- きび砂糖
- 三温糖
- グラニュー
- 和三盆糖
- 黒糖
などがおススメです。
さや坊は白砂糖はあまり利用しないのですが(基本きび砂糖派で、グラニュー糖はお菓子で使ったりしますが)、砂糖によって味や香りが違いますので、うまく使い分けるといいですね♪
なお、黒糖を使う場合は、氷砂糖の30%~40%を黒糖に変え、混ぜ合わせてください。
(黒糖全量で漬けこんでしまうと、梅のエキスが十分に引き出せません。)
- なるべく無傷のあんずを用意し、ヘタを竹串などで取り、よく洗って乾かしておきます。
※ 水分がついていますと、傷んだりカビが生えてしまいます。
※ 傷がついていますと、傷むのが早くなります。 - 漬ける瓶をよく洗い、しっかり乾かす
※ 乾きが不充分ですと、カビが生えてしまったり腐ったりします。 - ホワイトリカーをキッチンペーパーなどに浸み込ませ、瓶、中蓋、蓋の内側全てをふき取ります。
※ 中蓋は、瓶に取り付けるフチのところまでしっかり拭いてください。 - ここまで準備すればあとは漬けるだけ! 瓶の底から あんず → 氷砂糖 → あんず → 氷砂糖 → あんず → 氷砂糖… と重ねていきます。
- 最後にホワイトリカーを流し込み、蓋をしめて完成☆
2 ~ 3 か月から飲める、と言われますが、正直酒のえぐみが残ります。
ガツンとホワイトリカー!という感じです。
さや坊は 最低 1年、できれば 2 ~3年 ほど漬けた、味がしっかりついたほうが、果実の濃い味がして大好きです(笑)
あんずがたくさんありましたので、1 本小瓶にも漬けてみました。
9 月頃、ちょうど飲み頃になります♪
さて、1 か月半経ちましたので、経過を載せていきます。
漬け始め | |
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約3週間後 | |
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約1か月半後 | |
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少~しずつあんずが萎んで、酒に色がついてきているのわかりますか?
あんずも浮いてきてますよね!
ちなみに、10 年以上前だったと記憶していますが、長期熟成した 10 年梅酒を大切に飲んでいます(笑)

漬け込み期間が長すぎたりすると、果実酒本来の味わいを楽しめなくなってしまうとは聞きますが、梅酒は長期熟成したものがとても美味しいです。
芳醇で、まろやかで、香り高く。

腐りませんし傷んでもいません。
色は濃いですが、梅の味がまろやかで芳醇な香りがしますよ!
ちなみに相方さんは飲みません(笑)
フレッシュなほうを好みます!
(2021年、とうとう飲み終えました~)
ポイントはあんず酒と同じです。
- 漬ける前の瓶の消毒はしっかりと
- 傷のある果実や傷んだ果実は使用しない(できるだけ無傷)
- アルコール度数は35%以上
- 氷砂糖を使用する
- 梅の実は入れたままで良い(むしろ入れたままが良い)
- 時々確認、忘れた頃にまた確認
- 時々試飲、忘れた頃にまた試飲
- 10年待つ、ひたすら待つ
8番がポイント。
待つしかないんです(笑)
待てない場合は、販売されている長期熟成梅酒を買うしかありません…
今我が家にある果実酒は、漬けたばかりのあんず酒と長期熟成梅酒の2種。
飲み頃まで1か月半、出来上がりが楽しみです☆
(2022年 修正&追記)